日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

マスコミのお仕事と日本の未来

本紙の好きなブログに

「障害者から見た社会」http://syougaisya.blog.jp

というのがあります。著者は盲ろう者らしく目と耳が悪いらしいのですが、口も相当悪いし上から目線だし…!(^。^)しかし、その視点は記者の脳を刺激しますから、良いブログなのです。


(ちょっと関係ない話をすると、彼はnoteでブログ書くべきだと思う)


その彼の新作は「安倍総理のスローガン政治と日本の終わり」についてでありまして、彼がある本を読んでその感想などを綴っているのですが、日本がバブル崩壊以降立ち直れないの原因の一つに「マスコミ」があると言うのです。


トランプ大統領は「フェイクニュース」とマスコミを叩きますし、日本のネトウヨ朝日新聞を敵視していますから別に新しい意見ではないのですが、本紙の「現代マスコミ」に対する見解は多少違います。


確かにネット社会になる前の「マスコミ」は唯一無二の発信力と発言力で国民の行動を左右できる絶大な権力を持っていたのですが、現代はどうでしょうか?


特にSNSの発展で発信力も発言力も全ての国民に解放されました。もはやマスコミの独占は完全に崩壊したのです。速報性も話題性もSNSにかないません!若い人はSNSでニュースを知り新聞やテレビでを見ませんから、この傾向は益々続くでしょう。


そもそもマスコミというかジャーナリストは全ての点において専門家でもなんでもありません。いろんな事件や問題に首を突っ込んでは専門家の意見をあたかも自分の意思で発信したかに装う伝承者に過ぎないのです。ただの仲介者であり媒体に過ぎないマスコミが威張れたのは発信力を独占していた為であり、その独占が崩れた今は過去の栄光にすがるだけなのです。


そんなマスコミにバブル崩壊以降の経済無策の責任を押し付けてはいけません。責められるべきは政治家であり、日本の経済学者であり、日本経済を仕切る大企業の経営者であり、評論で飯を食う人々です。これらの人々が全員無能だから失われた30年になったのであって、マスコミのせいではありません。


SNSは目の前の事象をその個人の感情と共に発せられるのがほとんどですから、マスコミはその真偽を確かめ「何故そうなったのか?」「これを防ぐ手立てはあるのか?」を専門家に意見を聞いて多角的に考察して正しい結論を示すことが出来るのか?乱暴な言い方ですが、これが出来なければマスコミの存在意義はありません!


警察発表を、官房長官発言を、そのまま報道するならマスコミはいりません。そんなのは小学生とロボットに任せましょう!その裏に潜む真実にたどり着けるのか?これからマスコミ志望者は大変です。だって、一般国民全員が競争相手であり、より深く広く考えないと全国民からバカにされるのだから。君にその覚悟はあるのか?


あらまあ、文章がだんだんめちゃくちゃになってきたが、要はマスコミを批判する人はマスコミの力を過大評価している傾向が強いので、あまり期待してはいけないって事!彼らはただの媒体なのだからネ。


マスコミの生き残り策はネットのニュースまとめサイトの下位に眠るニュースの中に現代日本の本質を表現した事実を探し出す事!これが出来ないマスコミはその使命を間も無く終える運命にある!



…で長くなったので、本紙編集長がまだ日本を諦めていない理由を簡単に書きます。


それは小泉以降の自民党公明党の国政選挙における得票数の推移を見れば分かります。小泉郵政選挙以外の数字はあまり変わっていない。否、むしろ減っている。なのにあべちゃんの圧勝が続く選挙の不思議!


その鍵は、投票率民主党に裏切られ諦めた人々をもう一度選挙に引き戻せれば…日本の未来だって捨てたものじゃない!

まぁ、もう少し時間は必要みたいだけど…ネ。さて、その時はいつ?