日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

「菅VS小沢」の勝者

まずは、菅君の首相就任おめでとうございます。
そして、鳩山君ごくろうさん。本紙が貴殿の引退勧告してから早半年。引退ではありませんが、総理をお辞めになったことは日本の国にとっては喜ばしいことであります。今後は役者として頑張ってください。


一方、マスコミは「菅VS小沢」を大々的に報道しておりますが・・・・新幹事長には反小沢の人がなる!とか、小沢君が9月の総裁選に向け活発に動いている!とか、菅首相は小沢外しに躍起になっている!とか大騒ぎしていますが、はたしてそうなのでしょうか?

小沢君はどうにも国民的人気が無い人で、その強面で強引な手法が嫌われる理由のようですが・・・・小沢君がいなければ民主党が先の総選挙で大勝することはありませんでしたし、今度の参院選のお膳立てをほぼ整えたのも小沢君でした。全ては民主党の為であり、憎っくき自民党を叩き潰す為であります。

しかし、自分と鳩山君のお陰で参院選の結果に陰りが生じてきました、このままでは今までの努力が全て無駄になってしまう。そこで彼は考え・・・・まず彼は鳩山君に引導を渡しました。次にあえて自分が悪者になることで、菅君の人気をあげて参院選に臨むことにしたのです。小沢君自身は悪役になることは慣れていますし、それで選挙に勝てるなら、彼は喜んでその役を引き受ける事が出来る心が広い人なのです。そこを忘れてはいけません。

だから、「菅VS小沢」なんてものは壮大なお芝居でしかありません。菅君が代表の時、小沢自由党民主党に合流したのですから、2人は仲良しなのです。理想主義者の集団に現実路線と選挙の仕方を教えてくれる人が加わったのですから、この段階で民主党はやっと政権を視野に入れることが出来る様になったのですから、2人は盟友でもあります。それを忘れたマスコミは、「菅VS小沢」という分かり易い構図にまんまと模せられてしまいました。これで反小沢の人間が要職につけば、「菅VS小沢」は菅の勝利としてマスコミが報道してくれます。小沢君としても参院選にとってもありがたいことです。

後は、参院選公明党を取り込んで過半数に達すれば万々歳です。これは小沢君のお仕事ですが、社民党と比べると公明党はおとなしいですから、民主党のパートナーとしては最高ですね。公明党としては本当は直ぐにでも与党入りしたかったのですが、それではあまりにも節操がないと自分でも思ったようで・・・・。


ともかく「菅VS小沢」報道は、話半分に聞いていませんといけません。


そして、参院選後、民主党国民新党公明党と共に参院でも過半数を制した時、「菅VS小沢」の勝者は菅君と小沢君ということになるのです。

さて、これは国民にとって喜ばしい事なのかどうか??