日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

脱小沢偽装内閣の発足

イラ菅」と呼ばれた人物が日本の総理に就任しました。しかし、鳩山内閣での菅君は国家戦略室担当、続いて財務大臣を8ヶ月の間で歴任(?)してきましたが、いたって静かでした。特に政治とカネ問題と沖縄基地問題では、内閣NO2だった筈なのに知らん顔をしておりましたので、彼も歳をとって丸くなったのでしょうか?

イエイエ、そんなことはありません。鳩山君の支持率の急落を目の当たりにして、彼は思ったに違いありません。「この問題に首を突っ込むのは得策ではない。下手に突っ込むと鳩山君の道連れにされる!」と。そして「鳩山君の次は自分かな?」と。ここで「イラ菅」する訳にはいかなかったのです。次の為にも・・・・。

その思惑通り総理になった菅君ですが、さっそく脱小沢を鮮明にした組閣を行いました。週刊ポストを除いたマスコミは「脱小沢内閣」誕生!と大騒ぎですが、小沢君に虐められていたマスコミとしては鬼の首を獲った気でいるのでしょう。呑気なものです。

考えても見てください。例えば、ロッキード事件で退陣した金権・田中角栄君の後に自民党が選んだのは、クリーン三木でした。訳の分からない森内閣の次は分かり易い小泉君でした。そして、小沢傀儡政権・鳩山君の後には当然脱小沢内閣が来ることは歴史が教えてくれる通りであります。

これは当然過ぎる結果で、「脱小沢」は菅君以外の人が総理になったとしても同様の手法を獲らざるを得なかったのです。よって、本紙は「脱小沢偽装内閣」だと断定します。だって、小沢君のグループは120人とも150人とも云われ民主党最大勢力であり、連立政権の国民新党は小沢君の特攻部隊ですし、間もなく手を組むであろう公明党との太いパイプを持っているのは小沢君なのですから、小沢君の意思を菅君が無視できる筈はありません。もちろん小沢君が表立って活動することはありませんが、小沢君の意思を確認しながら菅君は仕事をすることでしょう。そして、菅君に危機が訪れた時、小沢君がしゃしゃり出て、それを菅君が叩けば、菅君人気が再浮上するという手法も使えますから、菅君としても小沢君は頼りになる存在なのです。



マスコミによると「9月にはトップにたつ」と小沢君が言った事をして、9月の民主党総裁選で「菅VS小沢」の第2弾があるようなお話がありますが、もしも、参院選民主党が勝てばどうなるでしょうか?選挙に勝ったのに菅君がわずか2ヶ月で退陣となれば国民は黙っていませんし、もし負けたとすれば、それはこの参院選をお膳立てした小沢君の責任であり、何より鳩山内閣支持率急落の半分は小沢君にあるのですから、そんな人が2ヶ月の休養で何をしようとするのでしょうか?

万が一にも、9月に小沢君が政権を獲ったとしても、その内閣は国民の支持を得られる筈も無く、長期政権になれる事はありませんから、そんな危険な賭けを頭の良い小沢君がすることはありません。ましてや民主党分裂なんぞは、馬鹿げています。政権を獲りそれを維持することが如何に大変かは小沢君が一番よく知ってますし、68歳の小沢君には時間がありません。この民主党で自分の思い描く日本を創っていくしか彼には選択肢がないのです。彼が50歳台だったら違う道も選択できたでしょうが。


まあ、鳩山君は夢の政権奪取を現実させ、夢の中(理想論)で現実の政権を運営したので現実に敗れました。その轍を菅君が踏むことは無いとは思いますが、民主党と国民が抱いた夢をどう実現させるのか?非常に難しい作業が彼を待ち受けていることは否定のしようがありません。まあ、頑張ってください。



ただし、本紙は消費税増税は絶対に認めません!財務大臣として、いきなり財務官僚の言いなりになり「消費税増税」を言い出した菅君ですが、本紙は認めません!!

よって、菅君の内閣支持率が60%を超えているようですが、本紙は騙されません。お正月に宣言したとおり、参院選での民主党敗北を目指すものです。それでも、このままでは公明党と連立して参院でも過半数は獲るのでしょうが・・・・・(TT)。