日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

「あしなが学生募金」について

少し前ウインズ立川の帰り、当然馬券を買った帰りなのだが、立川駅に行くと昭和の若者数人がノボリの下で何か叫んでいた。

「あー、なんかの募金かな…うん、ここで良いことをしたら馬券の神様も機嫌を良くしてこの馬券が当たるかもしれない…」

金にまみれた日本万馬券研究所の所長はポケットの中にあった小銭をグンっと握り締めて、一度手のひらの中を確認した…

「あっ、このおっきいのはやめとくか…」

彼は手のひらから1枚の500円玉をポケットに戻した…うーん、悲しい話だなぁ…(^_^;)


…で、残った小銭を若者の持つ小箱の中にジャラジャラ流し込んだ。すると若者は満面の笑顔で「ありがとうございます!これ読んで下さい!」と小冊子を渡してくれた。「頑張ってネ!」自己満足に浸った所長は笑顔でそれを受け取った。


「あはは、今日は良いことしたから、絶対馬券が当たるぞ!」

研究所に帰るなり所長はそう言って、ポケットに突っ込んでた小冊子を机の上に投げ捨てた。

「何、それ?」

「募金をしたらもらった…」

「ぼ、募金?珍しい…雪降るぞ!」

「ふざけんな!馬券当たっても知らんからな!」

所長はその後も何かわめいていたようだが、記者はその小冊子が気になり…

あしなが学生募金育英会じゃないんだ…うん?募金しても税額控除の対象にならない!って…何故?」


…で、ググった結果が以下の通り…


あしなが学生募金」は一般財団法人あしなが育英会」の事務局が行なっている。一般財団法人なので税額控除の対象になっていない。会長の玉井善臣氏は、日本育英会を立ち上げた人物であるが、文科省の介入に嫌気がさして日本育英会を辞め、あしなが育英会を始めた…らしい。


…で、玉井氏は寄付金の半分を国内のいろんな遺児の奨学金に使用し、残り半分をアフリカの遺児の奨学金にしている。また、地方出身者の為に学生会館も運営している…らしい。


ふむふむ、奨学金をもらった学生に事務局を任せ募金を集めている…らしい。


ふーん、半分をアフリカに寄付してらのは、遺児達が卑屈にならない為かな?自分達はもらうだけではない、世の中(アフリカ)の為にも活動しているって誇りを持って活動させる為なのかな?


ほーっ、文科省としてはこれも気にいらない!なんで全額国内遺児に使わないんだ?学生会館もいらない!らしい。何っ、高い給料の天下りを嫌ったのが原因で日本育英会を追い出された?だから、税額控除も受けない一般財団法人のままなんだ!…

そう言う事だったのか…Σ('◉⌓◉’)




「何故だ!募金もしたのに、何故馬券が外れるんだ?神様は何を見て…あっ、500円をケチったところだけ見てたの?うーん、天罰が…(T-T)…」


…あれ以来、所長の馬券は当たりません。何故でしょうか?