日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

藤井君の強さの理由

中学生棋士の藤井君が連勝している事が世間の話題になっている様ですが、何故に彼はこんなにも強いのでしょうか?


話は違いますが、昨夜NHKで「人口知能は、天使か?悪魔か?」みたいな番組をやっていましたが、ご覧になりましたか?

既に人口知能は色んな分野で活躍しており、将来はとんでもない事になるかも?…ってお話で、別に新鮮みはなかったのですが、一つ面白いシーンがありました。

それは、現役将棋名人が人口知能と戦って、連敗したのですが、その二戦目の人口知能の初手に起こりました。なんと人口知能は王様を動かしたのです!

ヘボ将棋しか知らない記者には何でもない事ですが、将棋上段者には衝撃だったようで、その時の観戦者のどよめきに、こっちが驚きましたね。


400年を越える伝統を持つ将棋では、勝つための定石というものがあり、特に序盤はその定石通り指すのが常識になっていたのに、人口知能といったらそんな常識を無視して、尚且、名人相手に勝ってしまうんですから、困ったもんですね♪

そうです。将棋は上級者になるほど、400年の呪縛に縛られ定石という常識通りの将棋しか指していなかったのです。

まあ、数年に一回新手が現れますが、それも対抗策が考えられて、定石が一つ増えるだけなのです。



一方、人口知能といえば一通りの定石は全て理解した上で将棋をしている訳で、つまり、定石至上主義の人間が次に何をしてくるかは簡単に推理できるので、その裏をかく事は簡単すぎて「面白くないなぁー♪」と思っているに違いありません。



さて、藤井君の話に戻しますが、彼は小学生の時から将棋が強く、特に、詰め将棋の才能はプロの半分の時間で正解をするほどだったそうです。

また、将棋上段者は得意な定石を持っておりその戦法で序盤は戦うのですが、藤井君はそんなのはありません。特に、後手の場合は相手の戦法に合わせた将棋を指すそうです。


これは何を意味するのか?彼は自宅では最新の人口知能を相手に将棋の勉強をしている事実と考え合わせると理解できますね。

彼は古いプロ棋士に比べて定石を知りません。人口知能が一番の先生であるので、今後も過去の定石に囚われる可能性は高くありません。

その上、詰め将棋の腕は天下一品!彼の頭の中にはその問題が、8192の2乗も入っています…だとすると、彼にとって序盤はどうでもよくて、定石なんか関係なくて、中盤以降は詰め将棋の棋譜を作る作業であり、その作業が終わったが最後、相手がいつそれに気付くかだけが問題になるのです。

当然、途中で自分側が詰め将棋の棋譜にならない様に注意しながら……。


これが藤井君の強さの理由なのです!定石に囚われた先輩たちはもはや敵ではありません!だから、彼の連勝は当分続くのですよ♪



あはは、これは全てボケ老人記者の妄想ですから、決して他人に言い振らしてはいけません。恥をかくのは貴方ですからね♪