日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

人は見た目が100パーセン…の嘘

この種のドラマを観て、丸の内に憧れる田舎の女学生に真実をお伝えしたいと思います。

丸の内という場所は、現在の東京駅西口と皇居に挟まれた一帯であり、その地名から昔の江戸城の一部(一の丸跡地?)だったと推察されます。

そんな由緒正しい場所であり、何せ東京駅の真ん前ですから、明治時代から日本経済の心臓部として機能し、日本を代表する大企業の本社が軒を連ねております。

こんな場所ですから、当然地価はべらぼうで、たった一坪で貴方の実家と同価値です。


…てな訳で、丸の内で働くサラリーマンの多数は間違いなくエリートで高給取りです。

そして、彼らの中には将来日本経済中枢を担う大社長様がいる事は明白な事実であり、もしかしたら彼が億単位の年収を得るかも…妄想女子の夢は膨らみます。

だから、当然丸の内で働くOL達もバリバリのキャリアウーマンで高いブランド服に身を包み颯爽と闊歩している!…というテレビの中のお話ですが…


実際の丸の内はいささか違っております。

第一に、丸の内のOL達が特段に給料が高いという事実はありません。だから、毎日モデル並みに着飾る事は不可能です。

第二に、丸の内で働く男子社員は皆さん中高年で既婚者です。

大企業と言えども、若手社員は全員地方や海外で武者修行させられます。そして、その中から抜きん出た者だけが晴れて本社に呼ばれるのです。

しかし、そんな仕事の出来る若い男を田舎の支店の未婚女性社員が見逃すでしょうか?大企業の将来ある若い男を地方のご令嬢が見過ごすでしょうか?

若い男の子ですから、目の前にいる若い可愛い女性から熱い視線を送られたら…それを長い間無視することは不可能ですよね。

結果、新入社員だった彼が晴れて本社に戻る頃には子供もいるパパになっているのです。本社の男子はそんなんとオヤジばっかりで…

こんな環境で、尚且、会社からは制服が支給されますから、そりゃ最初はみんな気合い満々ですけど、おじさんと同僚女子相手に着飾っても…すぐに「無駄な努力だなぁ〜…」と気付く訳でして…

事実、丸の内OL最大のお悩みは「異性との出会いが無い!」です。本社勤務ってウキウキ感が全く無いのです。可哀想ですね♪

今度、東京に来たら東京駅丸の内口に平日午前9時過ぎに来て下さい。結構地味目の格好をした女性しかいませんから…

これが丸の内OLの悲しい真実です……。


だけんども、夜の丸の内はチョト違います。丸の内のエリートサラリーマンの財布を狙ったノンリーズナブルでオシャレなお店が結構ありまして、そこに事情を知らない田舎出のOLが目一杯着飾って、エリートの玉の輿目指し光に集まる蛾のように集まって来ています。

まあ、彼女達がエリートを捕まえたと思っても、妻帯者か偽社員ですから、最後には泣いて終わるんですけどね…。


以上が、丸の内の真実です。

確かに、第一印象は見た目が100パーセントですが、見た目だけで結婚を決める男はいません。まあ、深キョンならどんなに性格が悪くても、どんなワガママを言われても記者は許してしまいますけどね♪