日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

高校生の為の「選挙」入門?…何故?大人は選挙に行かないのか?

今年、君に与えられる選挙権ですが、大人の半数近くがこの権利を行使していないのが現実です。残念な事ですね。では、何故こうなったのでしょうか?


その前に…選挙に行かないのは若い人程多い傾向にあります。しかし、税金を貰う立場の年金生活者である高齢者は選挙にせっせと通っています。

その結果、日本の政治は高齢者に優しく、若者に厳しものになりました。

当然ですね。選挙に無関心な人の為の政策を主張しても、それでは選挙に当選しないのですから、選挙に来てくれる高齢者の希望を叶える政策を主張した方が得ですからね。


そして、日本の高齢者は多額の年金をもらい、若者は半数しか正社員に成れず、契約社員ハケン社員で低賃金にあえぎ、結婚も出来ず、日本の少子化が進んだのでした。

それなのに、君の先輩達は選挙に行きません。おバカで無知だからです。君はそうならない為に今勉強しているのですよ。


では、改めて大人が何故選挙に行かないのか?説明しましょう。


まず、日本の選挙は「義務」ではなくてあくまで「権利」です。海外では義務の所もあり、選挙に行かないと罰金を取られます。

日本も選挙を義務化し罰金制度を導入すれば、国の借金返済のたしになると思うのですが、君はどう考えますか?


それはさておき、選挙は面倒くさいのは事実です。せっかくの休日に指定された場所に行かなければならないからです。(当日用事のある人の為に期日前投票制度もありますが、指定の場所に行く必要があります。)

まあ、わざわざ出向いて投票するからこそ、人は真剣に考えるメリットもあるのですが…。


それでは、やっと本題です。

理由その1
高校の授業で政治経済を選択しないと、日本の政治や選挙の仕組みを理解する事が不可能な現在の教育環境に問題があります。。

その上、高校で習ったとしても今までは二十歳まで選挙権が無かったので、この2年間に普通の人は勉強した事を忘れ、また、親や周囲が政治に無関心だと「別に選挙なんて行く必要はないな…」と思っても仕方ないかも?

この政治的無知は政治的無関心層になり、一生選挙に行きません。これを減らす努力をしないと投票率は上がりませんね。

理由その2
選挙に興味はあり、過去には選挙に参加した事もあるけど、「選挙に行っても何も変わらないし…」「政治家は選挙の時は良いこと言うけど、選挙が終われば私利私欲に走って…」と思っている政治不信諦め層の存在です。

確かに、その通りな事は記者も否定はしません。どっかの都知事の公金横領事件も酷い話ですが、公約を破り増税に加担した民主党政権と大企業とアメリカの為なら国民の犠牲もやむ無しの自民党政権

バブル崩壊以降、減り続ける国民の可処分所得とバブルを超えて利益を上げた大企業…こんな国民無視の政治に愛想を尽かさない方が頭がおかしい!と記者も思います。

選挙に何度行ってもこの傾向が変わらないのなら、人は無駄な努力をしなくなるのは当然です。


あれれ…これでは夢多き君の選挙に対する意欲が減退してしまいます。せっかくの勉強が逆効果になっては元もこもありません!

しかし、君はこんな大人達の誘惑に負けてはなりません。それでも君は選挙に行かなければならない!…と記者は思うのですが、その訳は次回に!!