日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

公職選挙法改正に反対!

公職選挙法が改正され、これまで20才以上だった選挙権が18才以上に引き下げられました。

しかし、考えもみてください。日本の18才と云えば…

「やったぁ〜!明日は人生初めての選挙だ。さあ、誰に投票しようかな?…ワクワク…」
「バカ者!お前は、受験生だぞ!選挙に行く暇があったら勉強しろ!」
…とか…

「課長、今度の日曜日、ボク人生最初の選挙なんですけど、どうしたら…」
「選挙?何言ってんだ。新人のくせして生意気だな。新人は日曜出勤に決まってるだろ!」
…とか…

「オイッ、今度の週末どうする?」
「あれ?日曜日は選挙だろ…」
「えっ?お前選挙行くの…だっせ〜っ!」
「でも、やっと選挙に…」
「あはは、お前一人選挙に行っても何も変わらんよ。それより、すんげぇ美人の店員が…」
…とか…


18才は人生最初の岐路です。受験生・新入生・新社会人としててんてこ舞いの生活を送っており、勉学や勤労や恋愛と友情に悩み深く、こんな奴らに人生初の選挙権を与えても、ほとんどムダです。

何故なら、選挙や政治は悩み多き18才の彼らにとってあまりに魅力が乏しく、その置かれた環境が政治に向いていないからです。


しかしであります。
もしも、16才に選挙権を与えると状況は一変します。

何故なら、16才の9割は高校生であり、8割以上は親と一緒に住んでいるからです。

そうすると…

「お前も選挙に行く年齢になったか…受験も大事だが、その前にこの国の行く末を自分で考えるのも良い経験だ…」
…とか…

「お母さん、選挙は一緒に行こうね!」
「えっ、選挙なんてこの10年行った事ないね…」
「ひど〜い!せっかく選挙権あるのにもったいないよ!」
「じゃあ、一緒に行こうか?」
…とか…

「お前は選挙に行くのか?」
「あー、もう行って来たよ…」
「えっ?選挙って日曜日じゃ…」
「あはは、期日前投票ってのがあるんだ…」
「そうなんだ…で、選挙ってどうなんだ?」
…とか…

「お前は誰に入れるんだ?」
「あー…家は宗教の関係で…」
「えっ?つまんねぇ!」
「仕方ないじゃん…」
「お前は子供か?自分の未来を決める選挙でも、親の言いなりだなんて…」
「だ、だって…」
…とか…

「こちらは〇高政治部です。今度の日曜日は選挙ですから、有権者の方は必ず投票に行きましょう!」
「うるせーっ!そんなの勝手だろ!」
「そう、勝手です。しかし、将来、消費税がまた上がったり、徴兵制が復活したり、一生派遣社員で結婚できなくなっても、君は政治に対し文句を言う権利が無くなります。選挙に棄権すると云う事は、政府に白紙委任状を渡すのと同義語ですからね!」
「えっ?言ってる意味が分かんないんですけど…」
「…な、なんと…」
…とか…

家庭で親子の会話が復活し、学校では選挙や政治の話で盛り上がりますから、若者の投票率は飛躍的に上昇します。

そして、一度政治に興味を持った人々は、ずっと投票に行くようになり、若者の間で「選挙に行かないのはカッコ悪い!」という風潮が生まれるのです。

こうなる為には、18才ではダメなのです。16才こそ選挙デビューに最もふさわしい時期なのです!

ご理解、ご賛同頂けますでしょうか?