日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

高校生の為の選挙入門?…選挙の注意点と結論

いよいよ本シリーズも最終回だ。上から目線の講義に最後まで耐えた君は将来大物になる!

そう、大人社会は偉そうな奴だらけで…この苦行をクリアしないと、君の未来は永遠に開かれないのだ!(←真理)


それでは、選挙における注意点を少々話そう。


まず、生意気盛りの君らの中には必ずおバカさんがいて
「投票したい候補者がいない!」とか…
「どうせ俺一人が投票しても何も変わらない!」とか…

知ったかぶりを言って、棄権したり白票で投票する奴がいると思うが、この行為は自民党公明党を喜ばせるだけである!…ってことを理解しないといけない!

この十年間何度も国政選挙があり、一度は民主党政権が誕生したが、自民党公明党の合計得票数は約三千万弱票でずっと安定している。

なのに、自公両党は一度は政権を失い、同じ票数で最近は大勝を続けている。何故だか分かるかな?

そう、民主党が勝った時は今まで棄権してた人々がこぞって選挙に行き、投票率が大幅に上がったので、自公政権は崩壊したのだ!


そして今、民主党政権に失望した人々はまた選挙に背を向け、自公政権はいつもの三千万票弱で楽勝しているのだ!

分かったかな?日本の選挙の勝敗は、実は選挙に時々しか行かない政治不信層がカギを握っているのだ。彼らが動かなければ自民党が勝ち、彼らが動けば野党側が勝つ!

そんな単純な世界に君は投げ込まれた。自民党は従来の若者の投票率の低さから、君を安全パイだと思っている節があるけど…さて、君はどう動く?



また、選挙は今回だけではない。国政選挙は最低三年に一回あるし、地方の首長選挙と議会選挙もあるので、年に一回は選挙がある。だから、気軽に選挙に行って欲しい。


まあ、選挙に行ったからと言って、君の生活が変わる事は無い!選挙に行くより「保育園落ちた。日本死ね!」みたいなブログを書いた方が手っ取り早く政府を動かせるけど、そんな文才の無い君は選挙に行くしかないのだ!

けどね、選挙があるからこそ今回消費税は10%にならなかったし、政権交代の興奮も味える可能性もある。君が経験出来るかどうか知らないが、選挙の結果が同点って事も実際に何度もあった。

選挙って本当は楽しいんだ。だって、負けた政党の選挙対策本部なんてお通夜そのもの。他人の不幸は蜜の味だから、記者は選挙が大好きだ!!君もこの楽しみを知って欲しいな♪

是非とも、選挙に参加して選挙速報を見て欲しい♪自分が参加した行事がテレビで流れるんだから、楽しくない筈はない!


話は違うが、記者の知人には毎回欠かさず選挙に行くのだが、彼が選んだ候補者はことごとく落選!その数なんと31人!

人は彼を落選請負人という…が、それでも彼は諦めない!いつの日か自分の選んだ候補者が当選を果たし、この日本を変革してくれることを……


まあ、選挙は宝くじみたいなもんだな。7億円を手にする為には宝くじを買わなければダメな様に、選挙では皆が参加しない限り日本は変わらないのだ!

…ってな訳で、本紙は「投票の義務化と罰金制度の導入」を強く求める!


最後に、長かった本シリーズを全部読んだ高校生は推定約八人しかいないけど、たった八人でも選挙に対し興味を持ってくれたことは非常に嬉しい!ありがとう♪

そして、選挙で無能で無責任な政治家を選んで、国の借金1000兆円以上を君たちに残したおじいちゃん達を許してくれ♪本当にゴメンね♪

でも、私達の年金は減らさないでね。そっ、もうちょっとで死ぬんだから、それまでは待ってね♪

だから、本心を言うと君は選挙に行かない方がいいな♪君たち全員が政治に目覚め選挙に行ったら、日本は若者に優しい国になるかもしれないから…それはダメだよね!


…という訳で、本シリーズの結論は「高校生は選挙に行くな!勉強してろ♪」ということでした。

♪おしまい♪