日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

高校生の為の選挙入門?…選挙公約の真実

総理である亜米ちゃんが、前回の総選挙(衆院選)の公約だった消費税10%への増税を二年間延期するのは「新しい判断」だそうでして、公約違反とは無関係だそうです。

本当は、サミットで「世界経済はリーマンショックと同様な危機的な状況にある」と合意し、だから消費税延期としたかったのですが、各国首脳から冷笑されたので作戦変更…


だとしたら、前回の記事で最終回と書いた本シリーズが継続した事も「新しい判断」であり、全く問題ありません!


…てな訳で、今回のテーマは「選挙公約」です。最近、各党が参院選に向けて選挙公約を発表していますから、これを勉強せずに選挙には行けませんからね。

まあ、本シリーズ中にも各党ホームページの公約を読むように指示していましたけど……


実は…公約には二種類あります。

一つは、政権与党の「政権公約」です。実際、衆院で圧倒的多数を握る自民党公明党両党の公約は「その気になれば」実現化は簡単です。法律案や予算案を作って議会に提出するだけで良いのですからね。

もう一つは、野党各党の「選挙公約」です。議会で少数派の野党ですから、彼らの公約が実現化する事は稀です。野党は与党の政敵ですから、野党の法案に賛成する事はあり得ません。

よって、選挙の後に野党に向かって「公約違反だ!」と言ってはいけません。だって、そんな事は誰一人も現実できると思っていない夢物語なのですからね♪


…ってことは、野党の公約を読む価値は無い!って話になりますが…そんな事はありません!


例えば、原発政策について自民党は促進派であり、安全性は世界一厳しい基準を定めて、それを専門家が監視しているから大丈夫!それに資源少国の我が国にとって原発は欠かせないものだ!って言っています。

確かに、これだけ読むと納得してしまいそうですが、ここで野党の公約を読むとビックリです!判断が真逆じゃありませんか!?


地震津波・火山大国の日本に原発建設に適した場所は無いし、世界一厳しい基準でも事故は防げない!専門家と言っても御用学者の監視じゃあてにならない。第一、福島原発はいまだに放射能を撒き散らし、原因究明も出来ていない。御用学者には限界がある。

それに、実際原発が無くとも三年問題なかった。自然エネルギーを活用すれば原発なんて不要だ!その上、自民党原発発電企業から多額の政治献金をもらっている。


さてさて、どっちが真実なのでしょうか?もしくは、君はどっちに共感しますか?


日本国の各政党が、今を分析し、未来に向けた処方箋を示したものが「公約」です。だからこそ、野党も現実性を度外視して一生懸命考えるのです。


そして、我々国民は与党の公約と野党の公約を見比べ、どっちが良いのか自分なりに考えるのです。素晴らしい事ですね♪

だって、一党独裁の中国や北朝鮮の国民には一生無関係なのですからね♪


ほら、公約の重要性が理解できましたね♪与党と野党の公約を比較検討する大切さがわかりましたね♪



では最後に、自民党の選挙公約に対する「やる気」度をチェックする為に、前回衆院選の公約を調べてみましょう。

あれあれ、公約の片隅に書いてあった安保政策ですが、亜米ちゃんは憲法解釈を強引に進め、自衛隊の海外活動を大幅に規制緩和!そんな事は公約に書いてないけど…これも「新しい判断」」なのでしょうか?

…ったく、亜米ちゃんって自由過ぎます。自由民主党の自由ってのは、公約からも自由って意味なんですね……(-_-#)