日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

タクシー運転手・ほくそ笑む!

今回の記事は、2月の「タクシー運転手・怒る!」の続編です。


「この交差点にUターン禁止標識がある事実は被告人も認めております。にもかかわらず、被告人は標識が見にくい場所にあるからと無罪を主張しております。己の注意不足を棚にあげ、責任転嫁をする被告人の態度は悪質で決して許されるものではありません!厳罰に処して下さい!」

「…だそうです。では、被告人は何か言いたい事はありますか?」

「はい、裁判長。オラはタクシー運転手だから、あの交差点には週に何回かは行きます。そしたら、先日Uターン禁止標識の位置が急に変わってました。これは何故でしょうか?」

「えっ、検察官、事実ですか?」

「…えっ?…えーと…」




「記者さん、どだべ?これでオラの勝訴は確定だべ♪」

「えっ?この裁判のやり取りは運転手さんの妄想ですよね。」

「んだども、標識の位置が変わってたのは事実だ。これって、警察が自分の過ちを認めた事だべ!」

「まあ、そうかもしれませんけど…ところで、標識の位置はどう変わったのですか?」

「位置が高くなっただ。前は3m位の高さにあったのが、今は5mだ。」

「えっ、どういう意味ですか?」

「だから、前は侵入禁止の標識の下にUターン禁止の標識があって、その高さが3メートルだったんだ。そしたら、そのUターン禁止標識が隣の信号機の鉄柱の高い所に付け換えてあったんだ。その高さが5メートルだ!」

「それを確認したのは、いつですか?」

「2月下旬だな…」

「…ってことは、運転手さんが警官に捕まった1ヶ月後ですね。」

「んだ。だども、警察はなぜ中央分離帯に遊歩道標識の鉄柱にUターン禁止標識を付けねんだ?Uターン事故を防ぐ気持ちがあるんだら、中央分離帯の方にUターン禁止標識を付け換えるべぎだべ!何故そうしね!?」

「うーん、そうですね。何か意図があるかも知れませんね…」

「…そう言えば、オラがUターンして捕まってタクシーを止めた場所に、最近若い警察が二人立ってで、ぼーっとあの交差点の方を見でだな。んだっ!何回もいだぞ!」

「その交差点でUターンする違反車を待ち伏せしていたんでしょうか?」

「そうだ!そうに違いね!わざと中央分離帯にUターン禁止標識を付けねで、Uターンする車を捕まえる気なんだべ!きたねな!」

「罠みたいなもんですね…」

「インチキだな!違反キップ欲しさに、わざと中央分離帯にUターン禁止標識付けねなんて…東京の警察は陰険だな!」

「しかし、運転手さんが捕まってからもう4ヶ月経っているのに、まだお呼びだしが無いってことは、もう不起訴処分になっていると判断しても良いのではないでしょうか♪」

「えっ、ホントけっ?じゃあ、オラ、警察に勝ったんけ!あはは、正義は勝つんじゃ♪」



…まあ、こんな事は稀なことですから、よゐこの読者は真似をしないでね♪

また、東京は警官と白バイが余る程いて、地方の田舎車を標的に罰金集めをしていますから、気を付けて運転しましょう♪