日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

豊洲市場問題の根元

あなたの夢は、一戸建てですか?高層マンションですか?

まあ、貧乏人の記者には無縁の話ですからどっちでも良いのですが、もしも、あなたが念願叶って家を建てる事になったとします。

当選、あなたはその見積りを取ります。そして、あなたの了承後、工事は始まります。工事は無事終了して、 あなたはカギと請求書を受け取ると…なんと、請求書の金額は見積りの三倍になってました!

「なんだ?この金額は。予算の三倍じゃないか!」
「はぁ〜?奥様に聞いていませんか?浴室は総大理石、キッチンセットはドイツ製、リビングのシャンデリアはイタリア製に変更し…」
「えっ〜!本当か?お前!」
「何言ってるの?あなたに相談したでしょう!!」
「イヤ、確かにそんな記憶はあるけど、了解はしてない…」
「好きにしろって言ったじゃない!」
「えっ…しかし、三倍って…」

一見あり得ない話ですが、新居購入後、家具家電を新調されて大変な目にあったご主人は結構います。


さて、豊洲市場の件ですが、建築費が三倍以上になった事も不思議ですけど、一番の問題はあんな危険な土地を何故都が購入したのか?ってことです。

銀座に車で5分という一等地でありながら、民間企業は手を上げません。だって、いまだにヒ素ベンゼンが出る場所にマンションやビルを建てても、あなたは入居したいですか?

そこで、困った所有者は不動産会社に売却を依頼した筈です。しかし、こんな危ない土地を買うバカはいません。本来なら危険除去をしてからでないとこんな土地は売れないのですが、その費用は莫大過ぎて無理です。

そこで、魑魅魍魎が何処からともなく現われて「これは、国か都に買ってもらうしかないね♪ボクが親しい政治家先生に相談すれば何とかなるかも…けど、こんな難しい案件を相談するには手ぶらじゃ行けないな…」と言います。

溺れる者はワラをも掴む!の諺がある通り、追い込まれた人間は怪しい話に簡単に乗って失敗するのですが、今回は違いました。予算消化に困っていた東京都が話に乗って来て、あれやこれやの間もなく売買契約が締結されたのです。

確かこの話は一時問題になった筈ですが、契約したものは仕方ない!っていうお話でケリが付いたとか、うやむやになったとか…


とにもかくにも、都がこんな土地を購入しなければ今回の様な問題は起こらなかったのであります。

そして、最大の問題は東京都に金が有り余っている事です。金が余っているから、余計な買い物もするし、予算が三倍になってもヘッチャラだし、所詮自分のお金じゃないから使い方も滅茶苦茶になるのです。


そこで、本紙は主張します。「金が余っているんだから、都民税を安くしろ!」

小池ちゃんは給料三倍にして良いから、都民税を安くして下さい!お願いね♪