日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

相模原障害者殺傷事件

この事件の一報を聞いた記者は「世界のテロがついに日本に来たか!?」と驚愕しましたが、事実はもっと衝撃的なものでした。


犯人によると「障害者は周囲を不幸にして、お金ばかりかかるので、抹殺しても良い。そうすれば、障害者に使っていたお金が浮き、それをもっと有効利用でき、皆が幸せになれる!」というのが犯行動機だそうです。

また、この犯人は大学生時代には父親と同じ教師を目指しており、教育実習に行った様子をネットに楽しげに報告しています。

そんな心優しい若者にいつ悪魔が宿ったのか?それ共、最初から悪魔宿れし者だったのか?


テレビでは彼の複数の友人がインタビューを受けていましたが、どれも田舎のヤンキー風。そんな環境の中で彼は刺青と薬物に出会い、溺れて行きます。

そして、刺青で教師への道が閉ざされたと知った彼が、より薬物に溺れる様は容易に想像出来ます。時あたかも脱法ドラッグ全盛時代!

逮捕された彼から薬物反応が出て、また、ゴミ屋敷の彼の自宅からは白い粉…彼の薬物依存は続いていたのか?それとも…。



話は違いますが、昔テレビで、若い薬物中毒者の脳ミソが萎縮している様子が映し出されていました。解説によると一部の薬物の大量摂取は脳を破壊するとの事。

もしも、今回の犯人の脳が薬物の影響で一部破損していたならば、善悪の判断が湾曲して大量殺人を正当化する脳になっていた可能性が浮上します。

これを証明する為には、犯人の脳のCTスキャンをすれば良いのですが、もしも、この妄想が当たっていた場合、一つ問題が発生します。

そうです。犯人は薬物による脳損傷が原因で心身喪失状態にあったので、犯人に対して罪を問えなくなります。

戦後最悪の大量殺人事件の犯人を無罪にしても良いのか?これには、警察も司法当局も困ってしまいます。もちろん国民の間には国に対して不信感が…。

まあ、無罪になっても危険性が高いので彼は一生入院生活なのですが…。



それはともかく、記者が今回の事件で一番問題と思う点は、彼が衆院議長に大量殺人の予告する手紙を手渡し、措置入院をさせられるのですが、その時の精神科医師による診察が問診と尿検査(血液検査?)が主なものであり、昭和から進歩していないのではないか?…という点です。

脳を診断する設備は格段に進歩したはずなに、それは脳外科等でしか活用されておらず、精神科ではほとんど活用されていないのではないか?という疑問。


何らかの原因で脳が障害を負い、それが原因で善悪の判断に狂いが生じたり、行動の自制が利かずに他人を困らせたり、最悪他人を傷つけたりする事案が、高齢化の進行と共に増加しているのに、このままで本当に良いのでしょうか?

痴呆老人による暴力事件や殺傷事件は本当はもっと多いのだか、家族と介護施設側が事件を隠蔽していないのか?家族の恥、施設の恥、痴呆だから仕方ない、と言って諦めて、隠蔽に走る可能性は理解出来ます。

しかし、それではあなた自身も被害者になり、また、加害者になる未来がくるかもしれません。

それでも良いのですか?国と専門家は実態を調査し、改善案を一刻も早く決めなくてはなりません!


入院患者から大麻の薬物反応が出ても、病院は警察に通報する義務が無い点も含めて、今回の事件は未然に防げたのではないか!と思う今日この頃です。