円が信頼できる通貨な理由
イギリスのEU離脱が国民投票で決まると、円は一時数年ぶりに二桁台に突入しました。
まあ、さすがに行き過ぎたと思ったのか今は105円前後になりましたが、米大統領選を控えたこの時期に今以上の円安を望むのは無理なお話です。
オバマ君は優しかった。何をするか分からない民主党から政権を奪い取った亜米ちゃんに異常に甘かった。
三年前の記事にある様に、記者の計算では1ドル=100円が適正レートなのに、オバマ君はその1割以上の円安を認めてくれた。
しかし、そのオバマ君は間もなく退場する。クリントンなのかトランプなのかは知らないが、米国国民がより内向きになっている事は確かで、彼らが円安を望む事は無い。
その上、欧州の混乱―テロと英国EU離脱―からも円は買われる傾向にある。中国もしかり。数字の上では経済は安定しているが、世界はそれを信じていない。
ここで質問。
アベノミクスのお陰で円安になり、何とか息を吹きかえした日本。輸出産業頼みで円高になれば息が止まる日本。世界最大の借金大国・日本。
こんな怪しい日本の円を世界は「相対的に安全な通貨だ!」と言って買っていますが、記者にはこの意味がトンと理解できません。あなたは理解できますか?
記者は長い間疑問でした。
しかし、記者はついにその答えを見つけたのです。
それは「日銀の愚鈍さ」にあります。日本有数の経済と金融のプロである日銀理事達のあまりに愚鈍な頭脳、異常なまでの融通の無さ、分かりやすい行動パターン。
世界中の為替のプロは、こんな日銀を信頼しきっているのです。イヤ、舐めきっているのです。
だからこそ、世界は円を安心して売買出来ます。世界は日銀の無能さに安心しきっているから、円を安全な通貨として買うのです。
だって、円の売買で世界が損をすることは無いのですから。少なくとも日銀や日本政府の為替政策の急な変更が原因で損をする可能性は限りなくゼロです。
だからこそ世界は円を信頼できる通貨だと思うのです。
日本経済の現状や日本の借金額等がどうであろうと、日銀と日本政府の無能さが永遠的である限り日本円は永久に相対的に信頼できる通貨であり続けるのです。
その点ドルやユーロ、元は危険過ぎます。何が起こるか分からない事が多々あります。英国のEU離脱が最たるものですね。
ほーら、円って安心の通貨でしょう♪♪
日銀バンザイ\(^-^)/