日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

記者、天罰を喰らう!

皆さん、お元気ですか?

本紙はこの一月間に一本しか記事を配信しておりませんが、記者の不徳のいたすところです。

実は、記者はひどい目に襲われ3日間ほぼ寝たきりの状態でした。全くもって記者の不徳のいたすところです!

別に、病気になった訳では無く、激しい運動をしてケガをした訳でも、交通事故にあった訳でもありません。頭の異常は以前からですから、不徳のいたすところとしか言えません。


その日もいつも通りの朝を迎え、事件を求めあての無いドライブを一時間程していると…いきなり腰に違和感を感じたのです。

「あれっ?」とは思ったものの、記者はご老体ですから「こんなことはいつもの事!」と気にも止めなかったのですが、腰の痛みは増すばかり…「これはおかしい…」と思い、車を止めドアを開け車を降りようと身体をひねった瞬間です。腰をハンマーで叩かれた衝撃に記者は、「ギャッ!」っと悲鳴をあげて身動きがとれなくなったのでした。

な、何が起こったのか?

…と一瞬思いましたが、記者はこの腰の激痛を過去に経験した事を思い出しました。そうです。この痛みはぎっくり腰に違いありません。

しかし、なぜ急にぎっくり腰になったのか?車を一時間運転したのが原因だとすると、記者の老化は予想以上に進行しているのですが、それは認めたくありませんし、第一思い当たるフシが一つだけありました。


そう言えば、記者は昨日某ドンキの店内をヨタヨタしておりました。

日頃、全ての移動に自動車を利用している記者は、ずっと自分が運動不足であることを自覚しておりましたから、ゴムチューブの運動器具が手頃な値段だった為についつい衝動買いをしてしまいました。

箱に書いている説明書によると、これ一つでボートを漕ぐ全身運動と腹筋背筋が鍛えられる!との事。ゴムの負荷も楽勝でした。「うーん、これならご老体の運動不足解消にピッタリかも♪」記者はたるんだお腹を擦りながらほくそ笑みました。

木造平屋で築70年8LDKの我があばら家に帰った記者が、帰宅早々その箱を開けチューブ運動を始めたのは言うまでもありません。

しかし、ゴムチューブの輪が予想以上に大きく、負荷があまりかかりません。「これじゃ、あまり運動にならないな…」と思いながら、説明書にあった運動方法をひととおり試すこと10数分、「ダメだこりゃ…全く運動にならん!」と言いながら、記者はゴムチューブを部屋の片隅に投げ捨てました。

これが、いけなかったのかもしれません。モノを粗末に扱った天罰が記者を襲ったのです!

イヤ、ご老体が急な運動に拒絶反応を起こしたのかもしれませんけど、自分の老化を認めたくないのは、ご老体の特徴です!

その上、ご老体の神経系統の反応速度は極端に遅くなっています。だから、翌朝はなんともなかったのに、遅れて昼過ぎにぎっくり腰の病状が出たのです!


うーん、若い読者の皆さんもすぐにご老体です。気持ちは若いつもりでも、あなたの身体は日々老化が進行しています。そして、何でもない運動でもぎっくり腰になるヤワな身体になってしまうのです。


面倒なこと、汗することを避けて、楽にのほほ〜んと日々を過ごした記者を眺め神様は考えたのでしょう。「このグウタラ人間は何だ?ちと、天罰を与えようかのう!」

あなたのグウタラを神様は決してお許しになりません!!

心当たりのある者は、すぐにも悔い改めなさい!さもないと、記者のように天罰を喰らいますよ♪


そう言えば、今日は敬老の日です。こんな哀れなご老体には慈悲の精神で接して下さい。なんたって、明日は我が身なんですから……