日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

なぜ人を殺してはいけないのか?

この設問に対しては、相棒の杉下右京君も苦戦している様ですから、本紙も挑戦してみたいと思います。


さて、この設問に対し本紙は「人は人を何故殺すのか?」との観点から答えてみたいと思います。

例えば、ライオンは他の動物を食べる為に殺します。また、ライオンがライオンを殺す事もありますが、それは縄張りを守る為だったり、奪ったハーレムに残った前のオス子供を殺す事もありますが、子供がいるとメスが自分を受け入れないからです。

この様にライオンが動物や同類を殺すにはちゃんとした訳があります。


一方、人間も食べる為に牛や豚等を殺しますが、原則、人は人を食べる為には殺しません。美味しくないからですね。

しかし、縄張り争いでは太古の昔から大量虐殺を繰り返して来ました。戦争です。

そして、少量殺戮は殺人事件と呼ばれます。この事件の原因は、金・恋愛感情のもつれ・逆恨み、その他色々ありますが、だからと言って他人を殺してよい、という免罪符にはなりえません。

人が他人の人生を強制的に終わらせる権利などあろうはずはありません。

……うん?………何か、以前にも……デジャブか?……そ、そうだ!この設問は、以前にも記事にしたことが…あるかも…あれっ…いつだったかな…何年前だ?…

…えーと、探すのが面倒なので…微かな記憶を頼りに…


では、人は何故人を殺してはいけないのか?

この質問をされた場合には、こう応えてあげましょう。

「明日から人を殺しても良い事になりました。殺人は罪では無くなったのです!」

…という時代が来たとします。さて、あなたは誰を殺しますか?

…ちょっと待って下さい。あなたが標的になっている可能性もあるんですよ。

殺す前に、殺される可能性もある!という事を忘れてはいけません。


如何でしょうか?
あなたは、こんな時代に生まれたいですか?
こんな時代に生き残るスキルをお持ちでしょうか?

通勤途中も気を抜けず、会社でも同僚に怯え、営業に行けば相手の手にはナイフが…そして、家で寝ている時が一番不安です。ほーら、奥さんが忍び足で………


ねっ、人を殺しても良いって事になったら大変です!

人間は一人では生きていけません。他の人々と社会を作り、助け合いながら生きて行くのが人間だからこそ、大昔の偉い人が「人を殺してはいけない!」と決めた…のかも知れません…

但し、他の社会・国・反対勢力の人間は殺そうが何をしても構わない!…って、その偉い人が決めたので、今も戦争は続いています!



どうでしょうか?右京君。この答えは、正解と言えますか?