日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

朝日新聞は謝罪の必要ないよ!

なんか先日、朝日新聞の社長が謝罪会見を開いたようですが、本紙には意味が分かりませんでした。

まず第一に、新聞にしろテレビにしろマスコミなんてものは、他人のフンドシで相撲をとるのが仕事であり、偉そうにしてますけど記者なんてものは素人に毛が生えただけの人間に過ぎませんから、誤報は日常茶飯事であります。

だって考えて下さい。警察が逮捕起訴した殺人犯が無罪になったり、日本を代表する研究所の発表がくつがえったり、政府関係者の発言が真っ赤な嘘だったり、評判のレストランが偽装していたり、大量殺害兵器があると言って戦争したら……これって全て誤報ですよね。

でも、マスコミは当然のように謝りません。そればかりか、発言元を非難するばかりです。

新聞記者のドラマでは「その件のウラは取ったのか?」とよく言ってますが、あれはドラマだけの話のようです。今は裏取り取材よりネット検索が優先される時代ですからね。


話題性があれば、まずは取り上げてみる…これがネットニュースと厳しい競争を繰り広げる紙媒体の生き残り策であります。

読者に対して話題を提供するのが現代の新聞の第一の役割ですから、たかが誤報ごときで社長が謝罪会見をする必要はありません。


例えば、原発事故の吉田調書の件ですが、あんな世界的事故の内幕を隠す方がおかしいのであります。

あの調書は世界歴史遺産級の価値があり、すぐにでも全てを公開し、世界中の学者・科学者に研究してもらうべきなのです。

所長の命令に反して所員が逃げたかどうか?なんてのはどうでもよく、安全神話の上に胡座をかいていた東電と現場だからこそ、初期対応もせず所員のほとんどが逃げ出したのです。


例えば、従軍慰安婦問題がまだあるのは、河野談話を発表した当時の政府と外務省に責任があるのです。

韓国がうるさいから、謝れば静かになるだろう!…との安易な判断が致命傷ですから、話題を提供しただけの朝日新聞に責任転化するのは頂けません。


まあ、昔から自民党に楯突く朝日が誤報をしたからこそ、自民党政権は吉田調書を公開し、朝日を恥ずかしめたのです。

つまり、この朝日の誤報は歴史遺産級の資料を公開させた良い誤報だったのです。


……てな訳で、朝日新聞誤報は良い結果をもたらしたのですから、社長が謝罪会見をする必要はなかったのです。


まあ、池上コラムの掲載拒否事件は弁護のしようもありませんけど……