日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

都知事選、開幕

先日、細川元首相が立候補を正式に表明をした事で、実質的に都知事選が開幕しました。

これで今回の都知事選のメンバーが出揃ったと思いますが、事実上マス添君と細川のお殿様の一騎討ちとなります。


そして問題は、今回の選挙の争点ですが、反原発発言を繰り返した小泉元首相とお殿様が「反原発か?原発促進か?選挙だ!」と言ったので、そうなることでしょう。


過去二回の自民党が圧勝した国政選挙では「国民の期待を裏切った民主党憎し!」感情と不景気疲れ感覚に「反原発」は飲み込まれて争点になりませんでしたが、今回は状況が全く違います。


オリンピックも決まり近未来に希望が持て、株高の恩恵を最も受ける東京人は、心に余裕が出来ました。冷静さを取り戻したのです。


そんな目で東京を…日本を見直して見ると…東京も日本も長い間いろんな天災に人々は苦しめられて来ましたが、他に逃げ道の無い日本人は、不屈の精神で日本に留まり復活して来ました!


しかしであります。奇跡の復活をしてきたこの日本人の本能が「今回はマズイ!」と言っています。あれから3年近くたった福島の現状をみたら当然です。「原発事故はいつもの天災と違う!」と感じています。



確かに、原発の是非を選挙の争点にしても、都知事の出来る事は限られています。都が東電の大株主と言っも、国が過半数を握っている現状では何も出来ません。

都が出来るのは、省エネの促進や太陽光発電燃料電池への補助金助成、新エネルギーの開発等ですが、電力会社の為に原発再稼働に躍起になり、メーカーの為に海外へ原発を売り込む亜米ちゃんに対するプレッシャーにはなります。

日本人の1割を占める東京人の意志が全国に伝播すれば、亜米ちゃんの悲願である憲法改正にも影響しかねません。


思い出して下さい。福島原発は今日も放射能を出しています。これを止める技術は地上には存在しません。

…なのに、東電と亜米ちゃんは原発再稼働を急ぎます。事故が現在も継続しており、事故原因もはっきりしなくとも、彼らは「原発安全神話」があるから大丈夫なのでしょうか?



国のお仕事の一つは「国民の生命と財産を守る」というものです。

しかし、原発事故では多くの国民の健康が害され、職場も家も土地も家族の絆も奪われた人が数十万人もいたにもかかわらず、国と東電は10兆円の賠償金で済まそうとしています。当初は100兆円をゆうに超えるとの試算もあったのに…酷いお話ですね。


そして、一番の問題は、日本列島は地震の巣の上に存在している、という事実です。断層の有無で判断している原子力安全委員会なんてナンセンスなのです。


それでも貴方は原発に頼ろう!とするのですか?