東京オリンピック開催の危機
だいぶ前の話ですが、京オリンピックの開催が決定致しました。後れ馳せながら、お祝い申し上げます。
「東京は福島から250km離れているから、安全です!」の言葉が決め手になったかどうかは知りませんが、これを福島の避難民はどう聞いたのでしょうか?
7年後の東京オリンピックをこの避難民の皆さんが住み慣れた我が家に帰り、笑顔でテレビ観戦できるなら良いのですが、全員がそうなる可能性はありません。
残念ながら7年後でさえ、福島第一原発は放射能を放出し続けています。
また、300億円以上かけた世界初の凍土壁計画が失敗すると、汚染水により海の汚染は進みます。
…っていうか、壁が完成するまで放射能汚染水は今日も海にダダ漏れです。
亜米ちゃんに言わせると、汚染水は原発の前の堤防内に留まっているそうですが、先日福島沖1kmの海水から放射性物質が確認されました。
あーあ、亜米ちゃんの嘘がバレちゃいましたね。
「濃度が低いから大丈夫!健康には影響は無い!」と彼は言うかも知れませんが、小魚・プランクトン・海藻を大量に食べる魚の体内に放射性物質は蓄積されます。
そんな魚をあなたは自分の子供に食べさせますか?
これでは、日本の魚を輸入禁止にした韓国を非難出来ません。
日本政府と東電は、原発事故発生当初から事故を過小に見せ掛ける為に様々な嘘を付き、ついには原発事故終息宣言まで出しました。
当時の民主党政権の発想力には驚くだけですが、自民党も同じです。
そして今度は、世界に対して嘘を付くようになりました。「原発事故は完全にコントロールされている!」と…。
あきれてモノが言えません!亜米ちゃんの日本語は時々意味不明です。
おっと、そうでした。これは彼一流の「オ・モ・テ・ナ・シ」に違いありません。日本国民と世界が誤解や余計な心配をしない為の計算された配慮なのです。
うーん、さすがに二度も総理になる人間は違います。こんな「表無し」精神に溢れた総理を抱いて我々日本人の何と幸福なことでしょうか?
こんなオモテナシが神様の逆鱗に触れて、オリンピック開催前に直下型大地震が来ない事を祈るばかりです……。