日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

施政下の領土について

先日、オバマ君が国賓として来日し「尖閣諸島を含む施政下の日本領土は、日米安保条約の対象である」と発言し、亜米ちゃんとそのお友達は大喜びし「今回の日米首脳会談は画期的大成功だ!」と自画自賛しておりました。


「本当かいな?」と記者は思いましたが、総理大臣が嘘を言う筈はありません!……

…んっ?そう言えば、亜米ちゃんはオリンピック招致演説で「放射能汚染水は完全にコントロールしている!」と発言し、後日嘘がバレた過去がありますから、今回も……


しかし、亜米ちゃんとしては尖閣が一番大事であり、他の問題はどうでもよかったかもしれませんし………

もしくは、亜米ちゃんも本心ではTPPに反対であり、交渉決裂を喜んでいるのかもしれませんし……

はたまた、本当はTPP交渉は合意したのだけれど、発表は米中間選挙後にする事と決めたとか………

まあ、画期的ってのは、亜米ちゃんの個人的感想であり、本人がそう感じたのですから、他人がとやかく言っても仕方ありません。



それはともかく、この「施政下」って言葉がクセ者です!

例えば、尖閣諸島に中国人が上陸すると日本の海上保安庁か警察に逮捕されます。中国は文句を言いますが、手出しは出来ません。

しかし、同じように日本が所有権を主張する竹島に日本人が勝手に上陸すると、韓国軍に逮捕されます。日本政府の抗議なぞ無意味です。

このように、実質的に国家権力が及ぶ範囲を「施政下」と呼びます。


ですから、無人島である尖閣諸島が中国軍に急襲占領された場合、尖閣諸島は日本の「施政下」から外れた事を意味します。


よって、アメリカには日本の「施政下」を外れた尖閣諸島を奪回する義務は生じませんし、安保条約にも違反しません。


どうしても尖閣諸島が欲しいなら、自衛権単独で戦う羽目になります。

竹島も長い間放置している日本政府と自衛権に、そんな勇気はあるでしょうか?

まあ、アメリカが自衛隊の出場を許す可能性はありませんから…尖閣諸島だけで済めばよいのですが、万一にも沖縄に戦禍が飛び火したら、さすがに安保条約発動になり、米中直接対決って事になり……ません。

「まあまあ、亜米ちゃん。焦っちゃいけないよ。こんな中国の横暴を許す訳にはいかない!世界中が日本の味方だ!だから、ちょっと待ってくれ!悪い様にはしないから!」と米大統領に言われたら、亜米ちゃんも躊躇せざるを得ません。

「よし!先ずは中国高官の資産凍結だ。あはは、中国高官は米国に隠し財産が一杯あるから、これは効くぞ!」

「本当ですか?」

「大統領、大変です!中国が手持ちの米国国債を全部市場で売る、と言ってきました!」

「な何!…うーん、それはマズい!…そうだ、亜熱ちゃん。中国が売った国債を全部買ってくれ!」

「えっ?日本政府にそんなお金はありません…」

「バカ者!だから、財政再建を早くしろ、と言っていたんだ!もう尖閣諸島は諦めろ!竹島と同じように!」

「えーん、それじゃボクのクビが持ちません…」

「バカ者!お前のクビ一つで、自衛隊の若者を何人も救えるんだぞ!誇りに思え。お前は立派なリーダーだ!」

「で、でも…」

「分かった。ノーベル平和賞でどうだ?このアメリカ大統領が保証する!」

「えっ、本当ですか?だったら………」


こうして一つの戦乱が防がれました。
…めでたし、めでたし!