日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

東海原発・危機一髪!

唐突な質問ですが、昨夜、あなたは何をしていましたか?

「いつも通りテレビでニュース番組を観ていた!」と答えた方は、若者ではありませんね。

若者は面白おかしい事にしか興味がありません。だから、お店の冷蔵庫に裸で入った写真をネットに公開出来ます。ニュースを最後まで読めないので、こんなバカな事件が無くなる事はありません。



しかし、新聞やテレビでニュースを最後まで観たからと言って、大人が偉い訳ではありません。

何故なら、同じ新聞や同じニュース番組ばかり見ているとどっかの偏屈老人やどっかの総理と同じになるからです。これではいけません!



そこで今回お勧めするのは、荻上チキ君のラジオ番組です。オタクでバカ舌の持ち主のチキ君ですが、バランス感覚は超一流です。一部でテレ朝「朝生」田原総一郎の後釜と言われているように、博識で話術も巧みです。

そんなチキ君の番組の昨夜のテーマは「東海村村長が原発反対派になった訳」みたいなもので、この村長が外国特派員協会で話した内容と彼へのインタビューで構成されていました。


ご存知東海村は日本最初の原発が設置された村であり、現在も一基が待機中です。

しかし、この一基がスゴい幸運な原発なのです。あの大地震の直後、この原発は5・7メートルの津波に襲われたのですが、なんと3月9日に6・1メートルにかさ上げされたばかりだったのです。(2日工事が遅れていたら…)

それでも、電源の一部は使えなくなり、通常1日で終了する運転中止に、手動で弁を開閉する必要にせまられ4日もかかりました。(稼働中の原発の弁を手動で開閉って!)


すなわち、東海原発も危機一髪だったのです!


半径30?に人口100万人。東京からわずかに120?。東海原発の幸運に皆さん救われたのです。知っていましたか?

まあ、詳しい内容は新聞やネットに出ていると思いますから、調べて下さい。


福島第一の影で、東海原発・福島第二・女川原発等も綱渡り状態だった現実。こんなの国民に知らせたい政府なんて存在するはずはありません。



あーあ、こんなニュースが世界に知られたらオリンピックどころじゃありませんね……。