憲法96条改悪に反対!
「総理、おめでとうございます。いよいよ第9条の改定ですね。」
「あはは、そうだな。しかし、せっかく96条を改定したんだから、ボクはそれで満足しないよ!」
「やっと自主憲法ですね!」
「うふふ、TPPを丸飲みしたし、これで集団自衛権も確立するし、次はドルの導入だな。為替の心配がなくなれば、経済界も大喜びだ。」
「えっ!?」
「そして、最終的には日本はアメリカの州になる。これで中国もロシアも怖く無い。日本はアメリカの庇護の下、永遠に栄るのだ!あはは!」
「……。」
あの天下の読売新聞が「北朝鮮が日本に攻めて来たら…」と書く時代ですから、本紙も負けてはいられません!
さて、96条を一度改悪しますと、記者の妄想が現実化しないとも限りません。
総理大臣の暴走は誰にも止められない現実を、我々は民主党ノダ君政権で学びました。
選挙で負けると分かっていたのに暴走は止まりませんでした。
もしも、この暴走が支持率70%の総理の身に起きると、いったい誰が止められるのでしようか?
「えっ?党のみんなが反対してるって…そうか…だったら解散だな。ボクは仲間を集め新党を創るけど…君らは勝てるかな?」
「そっ総理、ちょっと待って下さい。あなた無しで我々が戦える訳ないじゃないですか…」
議会が時として無力化する事実を私たちは歴史から学んでいます。
だからこそ、憲法が為政者の行動を規制しているのです。
だからこそ、憲法改定に高いハードルを世界各国は設けています。
「議会に3分の1の反対者がいるだけで、憲法改定が出来ないのはおかしい。」と亜米ちゃんは言いますが、何故そうなっているのか考えた事があるのでしょうか?
「もう直すところはないな。よかった、よかった…うんっ?政権交代があったら、旧憲法に戻される可能性があるな…ようし最後の改定だ。憲法改定は議会の全会一致を要件にしよう!」
これでも皆さんは、憲法96条改悪に賛成するのでしょうか?
本紙はこの改悪に断固反対します!