日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

世界平和は実現するのか?

お正月は何かと忙しいものであります。記者も例外ではありません。
よって、今日の記事は昔の記事のアーカイブです。冬休みの小中学生の為にも、有意義な記事でありますから、ご一読ください。
あはははは、記事を書くのが面倒だからだろう!・・・と言わないでくださいね!



「世界平和は実現するのか?」(H21/5/18)

ここ日本は、世界的に見れば非常に平和な世界である。ただし、この60年の話ではある。その前の半世紀以上は、戦争大好き民族であったが、さらにその前は200年以上は平和であった。さらに歴史を振り帰ると「戦争と平和」は、時間的には長短はあるが、交互に訪れている。日本に限らず、世界的に見てみても同じことが言える。

だとするならば、「世界平和」どころか、日本の平和も怪しいものである。ほらっ、アニメや映画も「戦争」「人殺し」大好きなこの国民性。あなたは否定できますか?時の政権は、憲法さえも根抜きにするし、軍部が暴走すれば誰もそれは止められない歴史的事実。権力は必ず腐るし、どんなおとなしい国民にも限度がある限り、暴力革命も肯定される。

にもかかわらず、この私は「世界平和」は必ず実現すると信じている。うーん、直ぐには不可能であるが、人類は必ずそれを達成する!

   その根拠は?

歴史的に見て、一番戦争が好きなところは、実はヨーロッパである。ヨーロッパの歴史は、戦争の歴史といって差し支えない。100年戦争とか50年戦争とか、実にのどかに戦争を彼らは楽しんでいた。そして、その結果が、2つの世界大戦。そのヨーロッパが今何を行ってるかといえば、ヨーロッパ共同体(EU)。

通貨の統合は、戦争を不可能化する。その昔、戦争が起こると人々は全財産を二束三文で処分し、戦地から逃げた。しかし、通貨統合された今、カード一枚あれば、人々は逃げられる。逃げられない人々は戦うしかないが、皆が逃げられるとしたら戦争は成立しない。つまり、命を懸けてまで今の国家権力を守る価値があるのかどうか?

そう、昔は国土を広げることが、国家の力を拡大することであったが、今は違う。地下資源も無い所に意味はないし、民族意識の高まった現在、その統治は困難を極める。ほら、戦争しても何一ついいことが無い。ただ国民の命が失われるだけ。その上、国民からそっぽを向かれ、国民のいない国家権力の存在価値は?そう考えると、政府は簡単に戦争は出来ない。そうお互いに。

(ただし、島国根性丸出しのの英国がこれに参加しないと同様に、島国の日本人にはこれを理解するのは難しいのかも・・・・・・。)

   根拠その2。

世界はその昔、自給自足の世界であったが、今は違う。アメリカのバブルがはじけると、ヨーロッパ・中国とその影響は拡大し、始めは関係ないと思われていた日本が最大の被害者となるこの時代、世界経済の縦糸と横糸は複雑に絡み合い、もう誰もこれを解くことが出来ない。好むか好まざるかに関係なく、あなたもこの世界グローバル化に組み込まれている。

もしも、中国が忽然とその大地とともに消えたなら、あなたは生活ができない。100円ショップは無くなり、ユニクロも消える。物価の高騰は先が見えないほど続き、あなたの安給料では家族は養えなくなる。それが10年は続く・・・・・・。これが、現在日本が日本人がおかれている立場。中国が水没する可能性は少ないが、戦争も同じこと。ほれっ、中国嫌いの人もこれで中国と戦争するのをためらうでしょう。(日中戦争再発なら、アジア各国はさてどっちに味方するか?日の出の勢いの国と夕暮れ間近の国?市場の大きさを考えれば・・・・。)

これこそ世界経済グローバル化の最大のメリット。

以上、この2つを組み合わせることで、「世界平和」は実現する。

ただし、ヨーロッパにしても、日本にしても、戦争により多大の犠牲を払ってきた。だからこそ、今平和なのかもしれない。

だとすると、アメリカとイスラエルは、その国家として歴史も国民の犠牲も少ないのでより好戦的なのかもしれない。歴史って、こういうところに意味があるのかもしれない・・・・・・。

以上