日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

明けまして、おめでとう♪

なぜ、お正月がおめでたいのでしょうか?

それは、昔お正月が皆の誕生日だったからです。戦前は、数え年で、生まれた瞬間に1歳になり、お正月迎えるたびに1歳加算されたためです。ですから、12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日には2歳になっていたのです。そして、今も昔も誕生日はおめでたいですから、皆でお祝いをするのです。



さて、年頭の記事は政権党への攻撃が恒例でしたが、これが驚くほど効果をあげて、毎年時の総理は交代していました。そうです。毎年総理が交代し世界の笑いものになっていたのは、本紙のせいだったのです!


冗談はともかく、今年最大の政治的お祭りは間違いなく夏の「参院選」です。

これが問題です。これが終わると3年間国政選挙はありません。(自民党にノダ君と同じようなアホ総裁が生まれたら別ですが・・・)よって、この参院選は非常に重要な戦いとなります。


もしも、自民党単独過半数を制することになったら大変です。あべちゃんの「日本を取り戻す!」の中身が問題なのです。まず、彼がやることは自衛隊の「国防軍」への名称変更です。あくまでもただの名称変更ですから、これは簡単ですね。これで、自衛隊全員の名詞を変更する必要がありますから、名詞業界と看板業界は大忙しになります。これは大変な国家予算がかかりますが、最悪良しとししょう。

しかし、あべちゃんは続けて「あれっ?憲法に軍備は持たないとかいてあるよ。これだと国防軍人が可愛そうだ。そうだ!憲法を改正しよう。・・・あれれ、維新の会もみんなの党憲法改正に賛成してるぞ!」と言い出します。

うーん、これはよろしくありません。本紙も自衛隊員とその家族のために最低限の憲法改正をすべきたと思っていますが、自衛隊国防軍になってから憲法改正は賛成できません。「名称なんてどうでもいいじゃないか!」って話でしょうが、そうではありません。必ず「集団自衛権」とセットになる憲法改正は、自衛隊員を危険にさらす可能性が高い以上、本紙は賛成できません。


これに対し「日本が日米同盟で米国に守られているのに、仲間が攻撃されたら助けるのが当然だ。もしも、尖閣諸島に中国軍が攻めてきた時に、米国以外に頼れる国は無いんだぞ!」って言う人がいますが、米軍は米議会の承認が無ければ出動いたしません。アメリカの国益に影響が無い他国の小さな島の為に、米国人の生命を危険にさらす行為を米議会が承認すると思いますか?・・・100%否です。

第一、中国軍が攻めてくる可能性は限りなく低いのです。そんなことをして、中国が得るものと失うものを比較すれば「サルでも分かる」お話ですね。


また「在日米軍が攻撃されたらどうするんだ?日本人は黙って見てるのか?」という話もよく聞きますが、これも尖閣と同じで『日米安全保障条約第5条』を読むと、在日米軍基地が攻撃された場合は「日米両国は憲法の規定に基づき共通の危険に対処する。」と書かれており、日本国憲法にはそんな規定が無いので「これは大変だ!」と思うかもしれませんが、米国に攻撃を仕掛ける国はあるんでしょうか?テロの可能性はありますが、どの国が攻撃してくるのか?教えてください。

しかも、自衛隊は「国土と国民を守る」のがお仕事です。そして、在日米軍といえども日本の国土には違いありませんし、日本人従業員も多数働いております。もしも、在日米軍にミサイルが飛んできたとしても、自衛隊がそのミサイルを打ち落としてどこがいけないのですか?自衛隊は「日本の国土と国民」を守っただけですよ。ほらっ、今の憲法解釈で十分対処可能ですね。



よって、余計な憲法改正を防ぐ意味でも、自民党過半数だけは防がねばなりません。去年の総選挙では自民党は前回より比例区で200万票減らしたにもかかわらず、300議席をとった小選挙区制と同様な参院選ですから、非常に危惧するものではありす。また、野党が分裂した状況が続く限り自民の優位は動かせなく、また参院選まで株価が上昇し、それを景気回復と勘違いした人が「自民党やるじゃん!」と勘違いする心配もあります。


あーん、大変です。総理を変えるのは簡単ですが、次の参院選は難しい・・・・。まあ、あと半年ありますから、寝正月しながら、ゆっくり考えましょう!!