日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

選挙に行こう!

今回の選挙の投票率は、国政選挙としては戦後最悪の約59%でした。前回の衆院選と比較すると10%ほど落ち込み、テレビで賢者は「大変だ」と叫んでおりました。

しかし、欧米諸国の投票率も60%前後ですから、最低ラインとはいえまだ大丈夫ですが、新聞社は投票率向上を目指す義務があります。だから「選挙に行こう!」キャンペーンなのです。



では、残りの4割はどうして今回選挙に行かなかったのでしょうか?

前回投票し今回棄権した1割の人は、民主党に裏切られたと思っているけど、自民党も嫌いで、かといって第三極も一長一短で…という政治に興味はあるけれど、今回は投票所に行く積極的な理由が見つけられなかった人々です。


また、世界一の老人大国日本には、寝たきり老人や痴呆老人がワンサかいます。老人にかぎらず病気入院や大人の引きこもりもいっぱいいます。

彼らは政治が救わなくてはならないのに、投票所に行けません。問題ですが、みんな知らん顔です。この数は間もなく有権者の1割を越えます。


残りの2割強は、政治に何も期待していない政治的無関心層です。彼らは罰金制度でも無い限り決して投票所には行きません。

但し、この中には「選挙の意義」「日本政治の仕組み」「政治と生活の関連性」等々を知らないが故に政治に対し無関心になった人々がいますから、彼らを教育することが我々新聞の使命となり、それで投票率向上に貢献できれば嬉しい限りです。


例えば、投票権付与の歴史なら……


江戸時代以前、庶民は暴力団の親玉に支配されておりました。親分は、自分のことを天皇・将軍・関白と様々に呼ばせましたが、彼らは暴力団抗争(戦争)の最終勝利者であった事に変わりはありません。無力な庶民はただそれを受け入れるだけでした。

明治になると欧米先進国にならい議会制度が整備され、金持ち男子には暴力団幹部を選ぶ投票権が形式上付与されましたが、女子と貧乏男子には無縁の世界でした。

そして、暴力団抗争も世界的になり、その二度目の決戦に無謀にも参加し予定通り破れた日本ですが、西の暴力団王の支配下に組み込まれました。

「日本が暴力的なのは、暴力が嫌いな女子と兵隊になる貧乏男子に国政参加権(選挙権)がないからだ!」と思った米国マフィア王は、二十歳以上の全日本人に選挙権を与えたのです。

これで、日本人は歴史上初めて平和的に自分達の親分を決めることが出来るようになったのです。


…おっと、大事な事を忘れておりました。「彼らは新聞なぞ読まない!」という事実が……

今日の記事は彼らの目に入らず、本紙の投票率向上作戦は失敗に終わったのでした。……残念!