日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

エヴァは児童虐待を正当化したマンガ

昨日テレビで若者に絶大な人気を誇るエヴァというマンガが放映されていました。


記者はあまりマンガに興味はありませんが、タダなら見てみようと思いました。

まず、エヴァに限らす巨大ロボットのマンガはアメリカにありません。唯一、車が巨大ロボットに変身する映画シリーズがありますが、あの原作は日本です。

アメリカンヒーローはほぼ等身大です。多分、アメリカが巨大な敵に襲われたら核兵器でドカンとやっつければいいので、ロボットを作る必要がないのです。

つまり、巨大ロボットは核兵器を否定した日本人発想の産物なのです。



それはさておき、エヴァエヴァンゲリオンと名付けられた複数のロボットに子供が乗せられ、シトという巨大な敵をやっつける話で、この哀れな子供の成長物語だと思われます。

しかし、何故子供が操縦者なのか?まあ、子供向けのマンガですから、子供を主人公にしたのは理解しますが、子供しか操縦出来ない兵器を造るのは、あまりに現実感がありません。

そして、後は自分の都合で子供を死にかねない危険にあわす身勝手な大人と、それを虐待と気付かず従う子供の話が永遠に続き、目を覆うばかり…。

子供が逃げ出そうとすると「勝手にしろ!」と突き放すだけの親と「自分が選んだ道でしょう!」と子供が行き場が無くて仕方なく残ったのに、それを盾にして子供を騙す畜生な女上司。

この哀れな子供の回りには子供の人権を理解する大人が一人もいない理不尽。記者はアフリカで誘拐され兵士にされた子供たちを思い出しました。「子供は従順だから兵士に最適さ!」

その他、この子供たちの友情や恋の話もあるのですが、ここには虐待の影が驚く程薄く、青春ドラマ風に仕上げてあります。

インチキに過ぎる。こんな酷い虐待を受けた子供に普通の友情や恋が出来るなんて無知も甚だしい。

昭和のスポ根マンガに巨人の星という名作がありましたが、これも典型的な虐待のお話だったのですが、こっちには普通の人間も登場しており、より現実的でした。そして、主人公は成長し一時は成功するが、虐待のせいで最後は狂った人生を送ることになります。

このリアリティーから、巨人の星は名作なれましたが、エヴァは設定に無理がありすぎるので、一部の虐待されているか、被虐待経験者にしか受けないのです。「自分も酷い目にあっているけど、我慢してれば幸福になれる!」と勘違いしながら…。



つまり、エヴァが社会現象になる程ヒットした、という事は、日本人の若者の多いくは親の虐待を受けている!という証拠ではないでしょうか。

日本は児童虐待大国なのです。それを気付かせてくれた意味では、エヴァは良いマンガ映画なのですが、この事実に誰も気付いていないのが、日本人の不幸です。

「オイッ、日本では児童虐待が予想以上に多いぞ。その被害者が夢を見れる映画を作れば大ヒットするぞ!」「えっ、そんな事をしたら日本中の親は大混乱になるぞ!」「バーカ、真実を語る必要はない。親の言う事を聞いていれば幸せになる!という話にするんだ。これならPTAも大喜びさ!」「それはスゴい!そして酷い!」「ふふふ、金の為なら悪魔にだって魂を売るさ!」