日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

石原都知事の弱気

都知事の辞任と、新党を結成し国政へ復帰すると宣言した石原君ですが、今回はいつになく弱気です。

だってそうでしょう。あの目立ちたがり屋さんの彼が比例区での立候補を表明したんですよ。

そりゃ確かに、昔の自分の選挙区は可愛い息子に譲っております。まさか息子と骨肉の争いをする訳にもいかないのは理解します。

また、比例区に出馬し比例区から大量当選させる戦略も正しい選択だと思います。

しかしです。石原君は暴力老人です。アメリカだろうが中国だろうが言いたい事は(無責任に)言うのが彼の信条だった筈です。

そこには、彼なりの正義があり、だからこそ彼は一定の支持を得ており、国会議員や都知事になれたのです。


そして今回、老体にムチ打って国政に復帰するのは、第一に自民党総裁になれなかった息子の仇討ちであり、第二に昔の国会議員時代から自分を無視し続ける霞ヶ関への復讐であります。

で、あるならば、彼は自民党総裁あべちゃんか、現総理のだ君の対立候補者になるべきなのです。
または、どうしても東京にこだわるなら前総理のかん君に闘いを挑むべきです。

まあ、彼は保守派であり息子二人のいる自民党には弓を引けないので、必然的にのだめ君・ばかん君の二者択一になります。

もしも、これが出来るなら石原新党は生意気な橋下君に頭を下げる必要は無くなります。

国民の多くは民主党に期待した分失望感が巨大化しており、特にこの二人の総理の嘘八百は罪が重いので、これに対決を挑めば国民は拍手喝采し、石原新党の人気は急上昇するでしょう。


確かに、二人の人気は地元では絶大かもしれないので危険度は高いのですが、これに負けるようでは改革など出来る筈はありません。

石原君が改革をするには国民の絶対的支持が必要だからです。総理か前総理を破れば、彼は大きな免罪符を得た事になりますから挑戦する価値は高いのです。

そう、彼は若くはありません。限られた時間で事を為すには、このリスクを乗り越え当選するしかないのです。

逆に、東京比例区に出馬した場合はトップ当選は確実ですから、意外に票が伸びない可能性出て来ます。そうなると、彼の改革は進みません。


さて、石原君はどうするのでしょうか?このまま弱気の道を進むのでしょうか?