日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

あれは体罰では無い!

あれとは勿論、クラブ顧問教師による体罰を苦に自殺した大阪の高校生の親が、この教師を暴行罪で刑事告発したあの事件の事です。

「おっと、しんがり新聞はリベラルをうたいながら、体罰容認派だったのか!?」と早合点してはいけません。

この体育会系教師は自殺した高校生に対し「愛のある体罰」と主張するでしょうが、この継続的な暴行は体罰と呼ぶには余りに理不尽で身勝手な行為でした。

また、この教師を擁護する一部保護者も「高校生がスポーツで勝つ為には体罰が有効だ。バカな選手は痛い目にあわないと何も理解出来ないのだから…。ほらっ、体罰のお陰でこの高校は強豪校になれたじゃないか。」と思っています。

アレレ、どっかで聞いた文句です。高校生・選手を子供に置き換えると…うーん、児童虐待の親の言い訳と同じですね。

子供にとって、親と部活の有名顧問教師は同等です。逆らえない絶対権力者として子供の前に君臨する両者に暴力的性行があった場合、彼らは「しつけだ。体罰だ。お前の為だ!」と叫びながら己の性的嗜好を満たすのです。

この恐怖から逃れる術はありません。否、方法はあるのですが、親やスポーツを愛する本能がそれを拒みます。これが、児童虐待の最悪な点であり、虐待が継続する原因です。

そして、スポーツ強豪校の顧問教師は、自分も体罰を受けて成長した!と勘違いしており、これ以外の指導方法を知らないのですから最悪です。元々頭も弱い方も多いし…。

更に、こんな理不尽な体罰を受けた生徒は、この怒りを誰かにぶつけたくなり、結局、自分より弱い人間を見つけイジメの対象にするのです。(親による虐待も同様の傾向があります。)

「教師の暴力が許されるなら、自分の悪ふざけだって大丈夫!」身勝手な指導者や親からは、身勝手な人間しか育ちませて。

ですから、生徒間のイジメの根源には暴力教師の体罰問題や親の虐待があることも珍しくありません。まあ、学校側がこんな余計な事を発表する可能性はありませんけどね。


親や教師は自分の虐待行為を「しつけや体罰」と言って正当化しますが、いかなる虐待も許されるものではありません。どんなに正当化しても虐待は虐待です。

あなたが親や教師に継続的に理不尽に殴られていたとしたら、今のあなたは存在したでしょうか?もっと気の小さいオドオドした人間か、何にでもすぐ怒る暴力的な人間になっていたかもしれませんね。


あなたの自分の子供に対する体罰は、子供の性格形成に重大な影響を与えますから十分注意しましょう!……ってお話でした。

また、入試を中止したり、教師を移動させたりしても、問題は何も解決しない!……ってお話でした。