日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

日本柔道生き残り策

記者は本当の所あんまりオリンピックに興味がありません。

しかし、この日本社会で生きて行く為には、例え自分が興味が無いものでも興味がある様に最低限の情報収集をしなければなりません。それが大人ってもんです。

まあ、テレビや新聞をちょっと見れば済む話ですから、そんな面倒な事ではないのですが、つくづく大人は大変です。


ハイハイ、余計なおしゃべりはもう止めます。


それでは本題です。

貴方はここ数年柔道をやったり、生で柔道の大会を見ましたか?

残念ながら本紙の読者には一人もいません!むさ苦しい野郎やゴッツイ女の子の絡みあいに興味のある人はいません。

暇すぎて散歩していた公園で柔道大会と体操大会があったら99%の人が体操を選ぶのが日本人です。

…なのに、オリンピック期間中だけは柔道は大人気です。4年ぶりに顔を見た人や見知らぬ野郎に大声援です。

つまり、日本人は柔道に興味があるのではなく、オリンピックのメダルが大好きなだけなのです。

そして、金メダルなら日本人として満足し、銀銅なら情け無いと愚痴をこぼし、メダル無しではボロクソです。

選手の本音は、柔道が大好きなだけで、にわかファンの応援なぞ気にも止めていないのですが、柔道協会の役員達はそうはいきません。

何せオリンピックだけが日本国民と柔道をつなぐ太い糸であり、これが無くなるとご飯が食べられなくなるからです。

ですから、オリンピックでは金メダルを取りすぎない様に注意が必要です。

何故なら、日本が金を独占したら世界中から柔道を外す動きが出かねないからです。ほらっ、ソフトボールや野球は日本が大活躍したので外されたでしょう!日本人が活躍すると競技規定が変わるのはいつもの事です!

その上、日本人は飽きっぽいし判官贔屓であり、M体質の人が多いので、金メダルばかりだと気分が悪くなり、ついには興味を失います。

「すいません。今年も寄付をお願いします!」
「えーっ、柔道は日本が強すぎて面白くないからな〜…。柔道の金メダルって金の価値が無いよな!」

…ってなったら元も子もありません。少々の金と沢山の銀と銅。これが理想なのです。

「すいません。今年も寄付をお願いします。」
「えーっ、またかよ?たまには金取ってよ…応援しているんだから!仕方ないなぁ!」

…って、やりとりがあったかどうかは不明ですが、優秀すぎる兄よりちょっと不出来な弟が可愛いのが日本人です!



つまり、日本柔道は本当はもっと強いのです!金メダルの量産なんて簡単なのです!

しかし、大人の事情が積み重なって、現在の状況が生まれたのです!

そして、これこそが日本柔道生き残り策なのです!!!




……ってな妄想を信じると、余計な怒りが起こりませんから、あっつい夏をこれ以上暑く感じる事はありませんから、この妄想は一つのエコであります!