日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

日本に原発を作る方法

拝啓 電力会社社長様

まずは、今回の町長選での勝利おめでとうございます。

また、最初は「もう原発は造れないノダ!」と言っていたどぜう総理が、お仲間の官僚のお陰でそんな無茶な事を言わなくなった事もうれしい限りです。


しかし、悪夢のような状況はほとんど変わっておりません。まあ、兵糧攻めで既存原発の再稼動は何とかなるとしても、寿命が迫った原発の事を考えると新規原発は是が非でも必要です。まあ、その前に福島第一原発を何とかしないといけないのですが……。

それはそれとして、一歩先の手を打つのが経営者の正しい姿です。


原発の安全性を田舎の人々は疑っています。
「そんなに安全なら都会に原発を造ればいいさっ!」
これが田舎者の本音です。

もっとな話です。田舎にばかり原発を押し付けるから、田舎者は疑うのです。また、田舎者は都会に憧れを持っています。「都会と同じ原発がおらが村にあるぞ!」田舎者は単純です。


ならば都会に原発を造れば良いのです。そうすれば疑い深い田舎者も、元々お金が太好きですから原発を歓迎する事間違いありません。(推認?)

都合の良いことに、首都圏には過去原発を促進したであろう保守派の大物知事や正義感を振りかざした詐欺師知事がおりますから、話の持って行き方一つで何とかなります。

石油や天然ガスは有限であり、自然エネルギーは安定的と言えないならば、原子力を利用した発電システムの優良さは疑いの余地がありません。特に、資源に乏しく国土の狭い日本には持って来いです。そして今、これを理解出来るのは、知事!あなただけです。何とか日本を救って下さい!

……ってな事をノーベル賞学者に説明された知事に反論する術はありませんから、何とかなるのです。


まだ納得出来ない社長さんもいるでしょう。しかし、この計画の最大の胆は、都会の原発が結局は完成しない、という事です。だって、都会の原発が事故ったら大変過ぎます。この計画は田舎者を騙す為の大規模な詐欺行為なのです。都会の原発の工事が始まれば、既存の新規原発工事もGO!が出ますから、その工事を全て大至急完成させれば、この計画は終了です。だから、都会の原発は完成させる必要が無いのです。


ほらっ、ステキな計画ですね。これで新規原発も大丈夫!日本の未来は明るくなります。その為に田舎者を多少騙す必要があるのですが、これくらいの嘘は神もお許しになる事でしょう。