日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

ドイツに出来て、日本に出来ない事

記者は今夜も事件を求め、一人車で東京中を走り回っている!ので、話し相手はラジオ君だけ……(T-T)

しかし、この戦前からある古ぼけたメディアは、テレビや大手新聞の系列にありながら、時として過激な真実を伝えてくれます。多分日頃の報道姿勢に対する密かなお詫びの意味があるのでしょう。ですから、記者たる者はラジオのチェックを忘れてはいけません。


そんなラジオからの本日の受け売り情報は、ドイツは一年間で750万キロワットのソーラー発電を増やす事に成功した!ということです。

この原発7基分に相当するソーラー発電による電力確保には、ドイツ政府の陰謀があったのです。
すなわち、電力会社はソーラー発電の電力を20年間全部買う義務を負ったのです。しかも、売値よりも高い値段で!

まあ、肝心な所は聞き逃したのですが、ドイツ国民がこぞってソーラー発電設備を取り付けた事実を考えると、十数年でソーラー設置の元は取れ、残りの数年は丸儲けの仕組みだと思われます。



さて、日本政府が同じ事が出来るでしょうか?菅くん総理は国際会議の場で「ソーラー発電1000万件」発言をした様な気がしますが……そんな事とは関係なく、日本の電力各社とその莫大な設備投資を請け負っていた大企業、そして、原発政策を推し進めた官僚達は、今必死に何かを密談している筈です。


話変わって、楽天経団連を「電力会社の味方だ!」として脱退しました。また、柔らか銀行の孫君は「ソーラー発電事業を大規模にやるから、電力会社はその発電した電力を全部買いとれ!」と騒いでいます。ドイツ方式を勉強したのでしょう。


さて、この発電事業を巡る既存勢力と新興勢力の戦いは、まだ始まったばかりですが、天下り確保の為に国と官僚は保守派となり、一方、福島の悪夢を目の当たりにした地方自治体は国に反旗を振りかざそうとしている様です。


しかし、この勝負、勝敗を決するのは、あなた達国民の意志です。国の作った原発安全神話の崩壊した今、要は電力料金が倍になっても良いのかどうか?この一点が国民に問われるのです。

ドイツ国民はこれを享受する決断をしたのです。さて、あなたの決断は如何に?