日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

憎いダンナ様を殺すなら今!

生理的に嫌いになってしまったダンナ様と同じベッドで眠らなければならない不幸と、地震津波で自宅と職場と愛する人を思い出の品物と一緒に失う不幸……。さて、この二人の不幸比べ、あなたなら軍配をどっちに上げますか?

津波の被災者に比べたら貴女は幸せよ!」と言われ、その言葉に納得してしまうかどうか?で、軍配は決まりますが…。


それ程ダンナ様が嫌いなら、さっさと別れればいいじゃない!と他人は言いますが、彼の財産には魅力を感ぜざるを得ません!ダンナ様が浮気でもしてくれたら話は簡単なのですが、生理的に嫌いになった場合は慰謝料も期待出来ません。…よくあるお話ですね。


しか〜し、神様はそんな不幸な貴女を見捨てた訳ではありません。ついにダンナ様とお別れし、尚かつ、財産はまるごと貴女の手元に残る!そんな夢を実現するチャンスが今なのです。


その為には、用意周到な準備が必要なことは云うまでもありませんが、お金に目が眩んだ事実を完璧に隠し通した女優根性旺盛な貴女にとって難しいことは何一つないでしょう!

まず、ダンナ様の前で三陸海岸津波被害を見て、涙してください。そして翌日、もう古くさくて二度と使わないブランドバックを売り、そのお金で被災地必需品を買い占めてください。ここで注意すべき点は友人を誘って行く事で、「ゴメンね。荷物運び手伝わせて。でも、家のアレがボランティアに目覚めたみたいで…今度三陸に行くって言うの。だから、私が買い出し役、信じられない!」と愚痴ってください。

後は簡単です。得意の涙と共に「私このままじゃいけない!って思ったの。だから、命より大切なバックを売って、そのお金で被災地必需品を買ったの。あなたも手伝ってくれますね!」と久々にダンナ様に抱き付いてください。これで彼の最後の旅立ちが決まりました。

後は書く迄もありません。注意点は2つ。死因は海水での水死であること。犯行時刻は満潮後の引き潮時であること。これで彼の死体が見つかったとしても、津波の被害者の一人としてひっそり処理されます。

まあ、今三陸海岸沖は彼と同じような仲間が一万人以上おりますから、彼も寂しくはない筈です。めでたし、めでたし!



……ってお話しが現実とならないよう、当局は海中調査も早急にやってください!!