日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

大統領によるイジメの記録・その3

「やあ、カンちゃん。凄い地震だったね。大丈夫だったかい?被災地の皆さんには我が国として心からお悔やみを申し上げるよ。それと、何か困った事あったら言ってね。協力は惜しまないから。」
「あっ、これは大統領。わざわざご丁寧にありがとうございます。今の所は大丈夫ですが、一部通信網が途切れていますので、現在確認中です。…しかし、この地震は例の…」
「そうそう、例の実験は3月1日にやって一応成功したんだ。けど、マグニチュード3ちょっとにしかならなかったんだ。だからね、ちょっと恥ずかしくて連絡出来なかったんだ。ごめんよ。それにあの日は忙しくてね。しかし、本当に間が悪い地震だね。責任感じちゃうよ。」
「そうなんですか…」
「全く我が国の科学者にはボクも騙されたよ。知ってる?この実験には50億ドルかけたんだよ。…おっと、口がすべった。カンちゃん今の話は秘密だよ。これがバレたらボクの首がとぶからね!お願いね!」
「滅相もない。私は大統領の忠実な下僕ですから、ご心配には及びません。」
「うん、信じているよ。じゃあ、復旧頑張ってね。…そうそう、津波が発生したみたいだから注意してね!」
「ハイ、ありがとうございます。しかし、我が国は地震津波には万全の対策を講じておりますから、ご心配に及びません。」
「うん、頼もしいね。こんな優秀な指導者がいて日本人は幸せだね!」
「イヤー、それほどでも…」
「じゃあ、またね。バイビー!」



「うーん…ちょっと気象庁に連絡して、1日に宮城沖でマグニチュード3クラスの地震があったかどうか聞いてくれる?それから、津波の情報もね。」
……
「そうか、あったか…。偶然か…。…で、津波は?…確認中か…。自衛隊ジェット機飛ばせば…そっか、それは自衛隊の仕事じゃないか。…まっ、地震の被害は大した事無いみたいだし、ホント東京じゃなくて良かったね。」




「あはは、信じた様だな。単純な奴で良かった。しかし、この新兵器はまだ使えないな。地震のメカニズムを解明するのが先だな。」
「…えっ?スパイ衛星が白波を捕らえた?…巨大な津波?…大丈夫か?…えっ!大丈夫じゃない?…えっ?福島の原発が危ないって?…どういう意味?…な・何だって!それは不味い!オイッ、日本に電話しろ!…えっ、もう遅いって!…」




「そ総理、巨大な津波が東北を襲っています。」「うん?想定…外だって!どどういう意味?えっ!!福島第一原発の電源が落ちた?えっ?何が起きるの?」
「非常によろしくない現象です!」
「えっ?原発がダメなの?津波がダメなの?」
「どちらもダメみたいです!どうしましょうか?」
「バカ!俺がそんな事知る訳ないだろ!ともかく大臣と事務次官を皆呼べ!」




………………続く………