なぜ戦争はなくならないのか？
今日は、記念すべき「敗戦記念日」であります。メディアは右翼に脅され「終戦記念日」と称しておりますが、敗戦の事実を隠してはいけません。なぜなら、人は負けることにより、より多くの事を学ぶからです。終戦では「戦争が終わって良かったね。」としか理解しない若者が出ないとは限りません。敗戦だからこそ「えっ？日本って戦争してたの？誰に負けたの？なぜ負けたの？」という疑問が湧きあがるのです。このせっかくのチャンスを大メディアは台無しにしています。反省してください！！
それはともかく、人類の歴史は戦争の歴史と言い換えられる程、人類は戦争が大好きです。今も世界各地で実質的な戦争が行われております。たまたま現在の日本人は平和を謳歌しておりますが、日本の歴史もまた戦争の歴史でした。３００年と平和が続いた例はございません。その時々の最新兵器により、人々は殺し合い、庶民は逃げ惑っていたのに、時と共にその悪夢を人は忘れ、また同じ過ちを繰り返すのが人間なのです。
そうです。人類は歴史から何も学ばない愚かな生き物なのです。自分でその痛みを経験しないと何も想像できないおバカなのです。
特に、権力者という人々は、もともと自己顕示欲が旺盛でわがままですから、自分の思い通りにならない事が起こると、ついつい暴力に訴えたくなるとんでもない人種です。現在の日本の権力者は最新兵器（核兵器）を持っておらず、自国の軍隊が実戦経験がないので、また、戦うべき相手が強そうなので、戦争を仕掛ける訳に行かないことをさすがに認識しているので、戦争にはならないのですが・・・・。まあ、実際は憲法と国民がそれを防いでいるのですが、国民がその気になれば憲法改正も可能ですから、日本が永遠に平和だという保障はどこにもございません。
そう、暴力的な権力者が現れ、国民を上手く扇動できれば、来年にも「日朝戦争」は可能です。衆参で３分の２を獲れればいいのですから・・・・。
まあ、現実にはありえないお話ですが、ひょんなことで人の気持ちは変わります。永遠の愛を誓った２人の内、３分の１は分かれるご時世ですから、何が起こっても記者は驚きません。日本では、数年前に海外で日本人が融解された時、「自己責任」の名の下、集団ヒステリーが起きた事実もありましたし、「９１０」後のアメリカ国民も似たようなものでした。まあ、後者は本当に戦争をしたのですが・・・・・。
戦争は無くならないのです。地上から戦火が絶える事はございません。それが愚かな人類に課された運命なのです。否、全ての生き物に課された使命なのです。己の種の繁栄の為には他人がどうなっても構わないというのが、生命の宿命なのです。
まあ、そんな人類もいつかは滅びます。その理由が何かは分かりませんが、それが同じ人類のせいで無いことを祈るしかありません。それ程人類が愚かであるならば、人類は滅ぶべきして滅ぶのですから、それはそれで納得できます。
さて、あなたと人類は、それ程愚かなのでしょうか！？
【おまけ】
核兵器の恐ろしさについては、日本人が一番良く知っていると思いますが、問題は核保有国の国民がそれを知っているのかどうか？であります。広島長崎の原爆投下日にいくら日本のメディアが大騒ぎしようと、世界がそれをどう理解しているのか？日本政府と国連はもっと世界に伝えるべきではないでしょうか？
