日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

小沢君を弁護する!の巻

昨日の民主党代表選共同記者会見で「政治とカネ」問題について聴かれた小沢君は
「自分は政治資金関係の資料は全て公開している。公開の必要のない資料も公開しているのは政治家では自分だけだ!」
「昨年来の政治資金規正法に関する問題は、1年以上に渡って国家権力・警察当局により徹底的に調べられたが、自分にはなんらやましい所は無かったことが証明された。」
と語り、自分には「政治とカネ」の問題について潔白である!と強調しておりました。


うーん、しかし国民はこの発言をどう思っているのでしょうか?「否、確かに裁判をすれば無罪判決が出る可能性はあるが、本当は絶対に悪いことをしているに違いない!法律の裏を知り尽くしてる小沢君の言う事を間に受けるほど我々は馬鹿じゃないぞ!」と思っているに違いありません。

問題は、小沢君の言う「無罪」が、国民から見るとそれは決定的証拠が無いが上の「推定無罪」に過ぎない!と思われているところです。だって、あの顔は「悪人顔」そのものなのですから・・・・(^^;)

よって、小沢君と国民の認識の違いは、強制起訴されようがされまいが、決して溝は埋まらないでしょう!このままでは、どうしようもありません。


この小沢君の悪名を断ち切る為には、一つしか方法はありません。それは、小沢君自身が表に出て、経済危機と財政危機から日本を救うことであります。そうすれば「確かに怪しい所はあったが、やっぱり小沢さんに任せてよかった!」と国民は言わざるを得ないのです。所詮、一般庶民はゲンキンなものであります。


これに小沢君もやっと気付いたのでしょう。民主党の代表選に立候補してしまいました。本当はやりたくなかったのですが、健康面を考えると無理はしたくは無かったのですが、官君があれほど意固地だとは思ってもみませんでした。しかし、これは自分の汚名をそそぐチャンスでもあります。このまま引退すれば「金権壊し屋」として終るだけですから・・・・・。


さて、小沢君はこのチャンスを活かすことが出来るのかどうか?



あれれ・・・これでは、小沢君の弁護になっていませんね。
よろしいですか、皆さん。小沢君を調べたのは東京地検特捜部である事実を忘れてはいけません。日本警察の最高の頭脳が、その威信を賭けて強制調査をした事実を忘れてはいけません。強制調査の前には当然下調べがあり、「怪しい!」と思い、また「絶対に起訴できる!」と思ったからこそ特捜部は強制調査をしたのです。しかし・・・結果は・・・・・。起訴は可能だったでしょう。しかし、有罪に出来る確証が特捜部としては持てなかった。最高の頭脳が1年をかけても、それは「無理!」と判断せざるを得なかったのです。

そうです。小沢君は勝ったのです。限りなくクロに近い灰色ではありますが、クロであると証明されない限り、彼は「無罪」なのです。

考えてもみてください。あなたの判断は、彼の見た目からくる予断が含まれていないでしょうか?それとも、証拠をあなたは握っていると言うのですか?そんな筈は無い。なのに、あなたは「怪しい!」と言う。

しかし、世界と日本の司法制度は「怪しいだけでは裁けない。証拠が無ければ無罪!」なのです。これは長い歴史の末に人類が編み出した立派な制度なのです。これを否定することは、この人類の歴史と英知を否定することに他なりません。また、あなたが何らかの罪を疑われた時、この制度が無ければ罪に問われてしまう可能性があるという事を忘れてはいけません。最悪死刑になることだってある事実を忘れてはいけません。これぞ「推定無罪」の大原則なのです。これは、国家権力からあなたを守っているのです。

そして、小沢君にもこの原則は当然に適用されるのです。彼だけ例外という訳にはいかないのです。小沢君は適正に法を守り、法律の範囲内で行動したに過ぎないのです。小沢君を舐めちゃいけませんよ。この法律の半分は彼が造ったのですから、裏の裏まで知った上での行動ですから、彼がこの法律で捕まることは絶対にありえないお話なのです。そこを東京地検も忘れていたのでしょう。そして、返り討ち・・・・。彼は「推定無罪」でありますが、「無罪」であることに変わりはないのです。



もしも、これが納得できないのであれば「政治資金規正法」を改正する以外方法はありません。これが「法治国家」の現実なのです。さあ、文句のある人は、国会議員になって規制法を改正しましょう!!



【おまけ】
民主党代表選には、官君と小沢君しか立候補しておりません。そして「官君は総理の器にあらず!」と本紙は判断いたしましたので、残された小沢君を応援している次第です。小沢君が総理の器かどうかは分かりませんが、可能性があるなら、それに賭けるのが本紙の姿勢です。何か文句がおありですか?