日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

円高対策について

皆さんは、ちょっと前にアメリカのオバマ大統領が一般教書で言ったことを覚えているでしょうか?彼はこの中で現実的じゃないことを述べておりました。曰く「米国の輸出を2倍にする!」と・・・・自国経済の落ち込みが激しく、雇用情勢も悪いとなれば、そうしたいのは鳩山君も同じなのですが、鳩山君は同様なことを言い出せません。なぜか?・・・・それは鳩山君にはその方法が分からないからであり、一方、オバマ君には名案があったからなのです。

輸出を2倍にする為には、自国通貨の価値を下げる方法が一番手っ取り早いものとなります。ドル安政策ですね。よって、アメリカは今後とも無茶な財政出動を繰り返し、為替市場に信号を送り続けるでしょう。

・・・・・・・・以上、本紙2月10日付けの記事より・・・・・



はーい!最近の円相場は1ドル85円台で推移しておりますが、この夏に海外旅行に行った方は、大喜びだったことでしょう。しかし、あなたが輸出企業にお勤めの場合、冬のボーナスがどうなるかは円相場次第ですから、喜んでばかりではいられません。

昨日発表されたこの4〜6月期のGDPは、+0.1%の伸びでした。1〜3月期は+1%でしたから成長率は10分の1になったということです。その上、この円高です。輸出におんぶにダッコの日本経済ですから、この円高傾向が続きますと更なる減速が懸念されます。

よって、TVや新聞は「政府・日銀は早急に円高対策を実行しろ!」と囃し立てますが、財政赤字と超低利政策のせいで、政府も日銀も打つ手はありません。まあ、お金があったとしても為替市場は大きすぎますから、無駄なことはしない方が賢明です。単独の政府による為替介入は成功した例はございませんし・・・・。

こんなことはTV局や新聞社の解説者はご存知の筈なのに、この偉そうなもの言いは何なんでしょうか!?東大や野村総研に聴きに行ったのでしょうか?多分聴きに行った人もいるでしょう。しかし、答えは「・・・・。」だったので、政府・日銀にサジを預けてお茶を濁そうという判断なんでしょうね。見苦しい限りです。


しかし、我が「日本しんがり新聞社」は違います。今度こそ、具体的な円高対策をお教えいたします。

もう日本単独で円高対策をしようとするその根性がそもそも間違っております。所詮円はローカル通貨であり、経済元一流、政治三流国家であることを素直に認めなければなりません。アメリカがドル安を望めば、なす術がない現実を直視しなければなりません。

1番良い方法は、円とドルとのリンク制なのですが、これはアメリカが認めてくれません。まあ、50年前なら違ったかもしれませんが・・・・・。よって、いっそのこと円を止めて、日本中ドルで買い物を出来るようにしましょうか?しかし、これは日銀の仕事が無くなるので、日銀が強硬に反対するでしょう。困ったものです。

ドルが駄目なら元があります。経済2位と3位がタッグを組めば、ユーロに対抗できるかもしれません。しかし、中国は自称・先進途上国ですから、ウンとは言わないでしょう。元は実質固定相場制ですし、円と一緒になるのは問題が多すぎます。しかし50年後「あー、あの時円と一緒になっていれば・・・。」と中国首脳は思うのです。歴史は繰り返すと申しますから・・・・。

ならば、ユーロに対抗し、韓国・台湾・シンガポール等と共同通貨体制を築きましょう!問題は山積みですが、ヨーロッパにできてアジアに出来ないことがあるでしょうか?要はやる気です。最初は、日本が損をする気で各国を説得すれば、不可能ではありません。今世紀半ばには人口が半減する日本は、それくらいのことをしないと大企業も生き残れないのですから、日本経済界も最終的には賛成せざるをえないのです。


もーっ、これ以外ありません!ツッコミ所満載の暴論なのは分かりますが、他に方法があるなら教えてください。お願いします!!