日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

警視庁長官銃撃事件と狂人警察幹部

本件については、他紙の方が詳しいので論評するつもりが無かったのですが、なんと今日警視庁が「犯行はオウムに間違いない!」旨の発表を致しました。時効が成立したのにですよ。

オイオイ・・・であります。負け犬の遠吠えもここまで来ると立派であります。己の無能さを棚に上げ、反省することもせず、自己保身を堂々と臆面も無く発表するとは・・・・警察幹部はそこそこ頭は良い筈なのに、全く自分の本来の仕事を見失っています。否、トチ狂ってると言った方が適切です。

歴史的に警察権力は暴走する傾向にありました。その為無実の人が何人も罪を押し付けられ、また、殺されてきましたので、賢人は現場の警察と裁判を担当する検察を分離し、また裁判所を完全に独立させて、この暴走を防ぐシステムを作り上げたのですが、今の警察幹部はこれをどう思っているのでしょうか?

もしも、この暴挙が許されるのなら、一度警察に逮捕された容疑者は起訴されずとも「社会的に抹殺される!」ことになります。また「疑わしくは罰せず」の裁判の基本原則は崩壊します。これでは戦前の暗黒時代と変わりありません。これで良いのでしょうか!?


その上、悪いことに現在犯罪における時効の見直しが進んでおりますが、これが成立し、尚且つ、新しい時効が過去の事件にも適用されることになる(その可能性が高い)と、今回の発表は益々とんでもないことになります。

つまり、時効が伸びた場合、警察はそのトップが襲撃された事件ですから、これ幸いと捜査を再開するのですが、その捜査対象はオウム以外ありえなくなってしまうのです。だって、幹部が「犯人はオウムだ!」と言い切ってしまったのですから・・・・。

万が一にも、犯人がオウム以外だったらどうなることでしょう。その犯人は今頃大笑いです。2度と警察が彼の下を訪れることはありませんから・・・。そして、15年間もオウムを追ってきて起訴できなかった警察に、もう打つ手は無いのですから、この事件は間違いなく迷宮入りすることになります。


よって、今回の警察の発表は、現在の警察・検察・裁判制度の否定であり、また、真犯人を100%取り逃がす結果しか生まないものですから、警察戦後最大の大チョンボと言えます。これを発表した公安部長はもとより、これを認めた警察幹部は全員懲戒免職相当であります!


まったく!こんな幹部を持った現場警察官が可哀想であり、また、国民は不幸であります!