日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

お猿の裁判官でも分かる「取り調べの可視化」

栃木女児殺害事件で容疑者に無期懲役の判決が下ったニュースは皆さんもご存知だと思います。

ある解説によると「確たる物証が無い事件で、容疑者取り調べ中の自白映像が証拠として採用されて有罪を勝ち取った事は、検察側として大きな武器を手に入れたになる!」だそうです。

おいおいおい!であります。

そもそも取り調べの可視化は、日本警察の捜査における自白偏重主義を是正すべく導入されたのに、これでは自白偏重を助長する為の手段になっているじゃありませんか!?

おかしい!!何故こうなってしまったのか?

答えは簡単です。この事件の裁判官がお猿の裁判官だったからです。刑事事件裁判の有罪率が99%の日本の異常さは国連の人権委員会からも非難されていましたが、日本の裁判官は刑事事件では「お猿化」する傾向大です。

どういう事かというと、裁判官は「検察が起訴をしたという事は、こいつは犯人に違い無い!だって、日本検察は優秀で過去の勝率もほぼ100%じゃん。だったら先輩裁判官を見習って、今日も有罪判決を出せば自分の平和は安泰だ!」と何も考えていないお猿だからです。

これではいけません。やっとのことで半歩前進させた取り調べの可視化制度が、自白偏重主義を煽る結果になるなど許してはいけません。


そもそも今回の裁判で検察側は取り調べ過程を録画したDVDを七時間分しか提出していません。容疑者の彼は少なくとも200時間以上の取り調べを受けていたのに、検察側は自分に都合の良い部分だけを編集していなかったのでしょうか?

残りの190時間に刑事や検察官が容疑者に何を言って何をして自白に追い込んだのか?

それこそが取り調べの可視化最大の目的であり根源です。可視化は自白の強要や悪意の誘導、脅迫や催眠術が無かった事を証明する為に全てを録画しなければならないのです。

ここをお猿の裁判官は勘違いしています!つまり、自白場面だけの映像は無意味なのです。

過去の幾多の冤罪事件を思い出すまでもなく、日本警察の自白強要能力は最悪です。まあ、記者が警官なら無罪の貴方を1週間で自白に追い込む自信がありますから、それ程大した事ではないのですが…逆に言えば、人間の精神は意外に脆い物であります。


そもそも今回の事件にしても、容疑者の自白内容と客観的証拠には、殺害時刻と殺害場所に不可解な点が指摘されていたのに、そこを解明せずに自白だけを信用した裁判官はお猿以外の何者でもありません。

もしも、お猿と言われるのが心外なら、検察側に取り調べの全過程の映像を提出させて、自白の強要、脅迫そして催眠術等の作為が無かった事を確認して、その上で自白と客観的事実を科学的に検証するのがまっとうな裁判官の仕事であります。


よろしいですか?過去警官や検察官が証拠を捏造した事件は数知れません。そして、映像の編集技術の進歩は映画において人間の俳優を必要としない時代なのです。

つまり、たった七時間の映像なぞ無意味なのです。しかし、200時間の映像を編集する事は検察には不可能です。だって、そんなお金も時間も検察には無いからです。


最後にお猿さんに質問します。
「取り調べの可視化は何故導入されたのか?」
答えは簡単ですね。冤罪を防ぐ為ですよ。

然るに、自白場面の映像を証拠として採用したばかりか、自白と客観的証拠との矛盾を検証する事も無く被告に有罪判決を下すとは…過去の冤罪事件の片棒を担いだ先輩裁判官の失敗から何も学ばない、その姿勢を記者は最大限に非難します!!

さて、お猿の裁判官さんは理解してくれたのでしょうか?