日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

証拠の可視化を!

先日、村木厚生労働省元局長に無罪判決が出た郵便不正事件で、新たな展開が起こりました。あろーことか、その捜査を指揮した大阪地検の主任検事が証拠として押収したフロッピーディスクのデータを書き換えていた疑惑が浮上のです。

21日の朝日新聞朝刊のこのスクープは、その日の夜彼を証拠隠滅罪で逮捕させたのですから、警察当局の混乱が見て取れます。具体的で詳細な内部告発があったのでしょうね。

ただし、彼は無罪を主張し「フロッピーをいじっていたら、偶然更新情報が変わってしまった!」と言ってるそうです。記者は更新情報がどうすれば変更できるか知りませんが、偶然とは恐ろしいものです。自分の都合の良いように偶然を起せる彼は、さすがに「大阪地検のエース」と呼ばれるだけのことはあります。


しかし、偶然を起す能力は検察庁の人には必要ありません。彼らに求められるのは、残された証拠から真実を導く能力にすぎません。それ以上もそれ以下も必要ございません。ただし、密室の中で彼らはそれをすることが可能であります。「それをするか?しないのか?」彼らには強い自制心が求められます!

「地検のエース」と言えども彼も人間です。尚かつ、彼の自尊心と出世欲が並大抵でないとすれば、己のミスを「偶然」によって帳消しにしたい心理も理解できます。

だからと言って「それをやっちゃーおしまい!」なのです。マスコミによると、この改ざんは上司にも報告済みだった疑惑も浮上しています。部下が部下なら、上司も上司です。これを隠し通せるとでも思ったのでしょうか?それとも「こんなことはよくあること。」だったのでしょうか?どっちにしても、もうこんな組織は日本には必要ございません!



そもそも特捜部は「事件がありそうな所を調査し、証拠を固めてから逮捕・起訴する」機関であり、事件が起こらないと捜査を始められない警察とは違います。尻尾をなかなか出さない巨悪を懲らしめて欲しい国民の期待に応える為に設置された国の正義を実現する集団だった筈なのに・・・・・(TT)


まあしかし、3月に警視庁長官銃撃事件の時効後に公安部長が「犯人はオームに違いない!」と発表し、本紙は3月30日に「こいつは狂人警察幹部だ!」と非難しましたが、大阪地検特捜部も部署は違いますが同じ警察幹部に違いありません。毎日のように警察官の不祥事が報道されるのは仕方ありませんが、幹部と呼ばれる人間までが同じでは困ったものであります。


「捜査の可視化」には「証拠も必ず最初に完全な映像化」することも含めるべきであります。これが今回の事件を防ぐ唯一の方法ではないでしょうか!?



【おまけ】
彼女は無罪確定を受けて早速職場に復帰しましたが、これが民間企業だったらこうも上手くいったでしょうか!?あなたが、もしくはあなたの同僚が同じ目にあったら、あなたと同僚は同じように暖かく迎えることが出来ますか?・・・・これは彼女の人柄・仕事に対する姿勢が評価されていたお陰なんでしょうね!・・・・さて、あなたは大丈夫ですか?