日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

オウムのフクシュウ?

万引きや自転車泥棒も上手くいき続けると、犯行はより大胆により過激になるのは世の常です。しかし、所詮は犯罪のプロ集団ではありません。

呑気な警察も尻尾は捕まえていたのですが、「宗教弾圧だ!」の声に怯え、一部の学者・文化人がオウムを擁護するもんで、なかなか腰を上げられません。それが松本君をますます調子付かせます。

そこに、猛毒の化学兵器サリンが手に入ればどうなるか?使うしかありませんね。ちょうどオウムが訴えられた裁判があり、オウムに不利な判決が出そうだったので、その裁判官の殺害を目的にサリンを使用したのです。松本サリン事件です。

ここでも松本君の強運は続きます。警察とマスコミは被害者の一人を犯人と決めつけるのですから、松本君は爆笑したはずです。



この様に松本君のやる事なす事はことごとく成功します。否、疑いの声もあったのですが、目が不自由な障害者がそんな悪い事をするはずはない!という世間の先入観を覆すまでには至りませんでした。


人間長い一生の中には「世の中は自分中心に回っている!」と勘違いする瞬間が一度は訪れるものですが、松本君の場合はそれが数年に渡って続きました。

これを己の実力と勘違いしない人間がいたとすると、その人こそ神であり、勘違いした松本君はただの凡人なのですが、悪い事に彼の周りには彼を絶大に信用する人間が多数いたものですから、松本君の妄想と暴走は彼らを巻き込まずにおれず、彼らの忠誠心競争を上手に利用しながら、松本君はますます頭に乗ったのでした。


しかし、そんな悪運も尽きようとしていました。警察の手が松本君に迫ったのです。そして、最後の悪あがきが地下鉄サリン事件でした…。



まあ、凡人で強運の持ち主でも無いあなたが松本君になる可能性はありませんから心配に及びませんが、何かの拍子で信頼した友人が、上司が、又は親兄弟か恋人が松本君の同類だった場合、あなたに逃れる術は無いのです。

彼らはあなたの気付かない中にあなたを完全にマインドコントロール下に陥れるので、あなたは彼らを盲信し、彼らの言いなりに金を渡し、他人を心安らかに騙し、ついには、あなたは犯罪に手を染めて行くのです。


記者は、あなたがそんな不運に遭わない事を祈るばかりですが、無神論者の記者が祈ったところであなたを危機から救う事は絶対に出来ません!


そこで、一つの格言をあなたに送ります。

『人を見たらドロボーと思え!』

ステキな言葉ですね。下手に他人を信用するからだまされるのです。他人をあてにして、人生を切り開こうなんて甘い考えは捨てなさい!己の脚で歩んでこその人生です!


オウム信者は松本君を信じてバカをみました。あなたも誰かを信じてバカをみないよう気をつけて下さいね……というお話でした。