日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

徴用工問題について

戦前の日朝併合時代に日本企業が朝鮮人を強制連行して働かせたとして、その被害者個人(元徴用工)が慰謝料の支払いを日本企業に求めた裁判で韓国最高裁が原告の主張を全面的に認めたことが問題になっています。


日本の小雀達は、韓国最高裁大衆迎合的体質と三権分立の原則を盾に無言を貫く韓国政府を批判しています。まぁ、その通りなのですが…


しかし、日本側に全く非が無かったか?と言うと疑問も浮かびます。


第一に、昔、日本政府は戦争における個人の損害賠償については否定していませんでした。すると中国人が日本の裁判所に日本政府だか日本企業に対して損害賠償を訴えて、下級裁判所で日本側はドンドン敗訴しました。すると日本政府は前言を撤回して、個人の賠償権は解決済との見解を示したのです。


要は、サンフランシスコ講和条約とか韓国との国交正常化交渉の詰めが甘いまま現在に至っているのです。つまり、日韓請求権協定も素直に読むと韓国人が日本企業を訴える事を否定していないので、韓国最高裁あんな判決を出したのです。


また、韓国最高裁大衆迎合的体質なのは数年前から日本国内でも理解されており、今回の最高裁判決も当初から予想出来ていたのに、日本政府が無策を決め込んでいたので、もっと言うと亜米ちゃんが韓国が嫌いだからと、この事態を想定して韓国政府と交渉を怠っていたからであります。


一方、訴えられた日本企業もアホであります。日本政府の見解を信じてそのまま真面目に抗弁したのでしょうが、協定書に個人賠償権が解決済だと書かれていないのですから、負けるに決まっています。


ここは、戦争下で日本の一企業には当時の日本政府及び日本軍に逆らえる訳はなく、「あれ作れ!これ作れ!」と言われ「人材不足で無理です!」と言ったら、朝鮮人を連れてきて「これで大丈夫だろう!」と言われ仕方なく…だから、我々は軍の命令に従っただけであり、強制連行や強制労働に対して主体的に罪がある訳ではありません!だから、原告は日本政府を訴えるべきです!…と抗弁するべきでした。ホント、素直で無能な弁護士を雇ったのが失敗でしたネ。