小学生のための「くに」のお勉強
よいこのみんな、こんにちは!
今日は「くに」について勉強します。
君は「日本」という「くに」に住んでいますね。
しかし、今と昔では「くに」の形が全く違います。地震や地かく変動で日本列島が変形した訳ではありませんよ。
昔の日本という「くに」は「天皇」や「将軍」が主人公でした。その他の国民は、天皇や将軍に尽くすだけの脇役でした。
しかし、今の日本は違います。君を含む一般の国民が「くに」の主人公なのです。
但し、みんなが主人公だからといって、全員が好き放題すると大変な事になるので、選挙でみんなの代表者(議員)を決める事にしたのです。
その議員たちが集まって話し合いをする場所を議会(国会)と呼びます。
そして、議会ではみんなのルールである法律や条令を作り、税金の使い方を決めた予算を決めたりします。
最近では、沖縄の新聞社をつぶす相談をする議員もいますが、これは彼の仕事ではありませんね。
なぜなら、新聞社をつぶしても沖縄の人は幸せにならないからです。沖縄の人も日本の主人公なのに、彼はそれを知らないようです。
こんな大事な事を知らない人が議員になるなんて、びっくりです。
まあ、昭和20年までの日本もそうですが、国民が主人公でない「くに」の国民は大変です。
昔の日本では、若い男は戦争にかり出され、年寄りと女は竹やりで飛行機を落とす訓練をさせられていました。
君はそんな時代に生まれなかった幸運に感謝しなくてはなりません。
しかし、現代に生まれたとしても、場所が北朝鮮やアフリカの独さい国家だったらどうでしょうか?
知らない君はお父さんや学校の先生に聞いて下さい。想像するだけでいやになりますよ。
そうです。人はどの時代のどの「くに」に生まれるかによって、運命が大きく変わります。
君の「くに」の「けん法」がどうなっているかで、君の最初の運命は決まるのです。
…てな訳で、次回のお勉強は「けん法」です。拳法じゃないけど、もっと大事な事だから、楽しみに待っててね。
じゃあ、みんな、元気でね!さようなら!!