日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

震災時の交通渋滞を緩和する方法(結論)

さて、今回も前回の続きなのですが、余計な思い付きがなければ完結の予定です。さて、本当に終われるのでしょうか?…


東京と隣接県を結ぶ橋は大動脈の一つですが、それでも片側2車線か3車線しかありません。

それなのに、橋を越えた最初の交差点で左折車(右折車も)が横断歩道を渡るゾンビ集団に行く手を阻まれ、左折出来ない車がドンドン増えて、すぐに橋の一つのレーンまでを覆い尽くします。

橋の上の2車線の片側がそうなっても、後方ドライバーはそんな事は知りません。片方の車線だけが流れたならば、その流れに乗りたいのが人情で、その車線変更は車の流れをより鈍くします。


その上、橋を渡った直後にだけ交差点がある訳ではありません。

次の交差点でもゾンビ集団が右左折車の通行を妨げ、右左折車の編隊が車線をふさぎます。


橋の向こう側がそんな事になっているのとは関係無く、東京脱出を計る自動車は後から後からやって来ますから、渋滞は伸びる一方です。



さて、前にも書きました様にガソリン車は走る爆弾でもありますから、渋滞で爆弾が数珠繋ぎになっている状態は、大地震の直後には特に避けなければなりません。

よって、この渋滞を避ける為に、国は幹線道路の通行止めを計画していますが、多数のビルが崩壊し、多数の場所から火の手が上がり、多数の人々が救助を求めている状況で、我先に逃げ回り、又は自宅の家族を心配した狂気の集団を、果たして何人の警官が制御し、幹線道路をちゃんと通行止めに出来るのでしょうか?

橋を含め幹線道路を通行止め出来たら良いのですが……。


さて、皆さまお待たせしました。やっとの事で解決策発表のお時間になりました。

その画期的解決策とは?……

「橋を越えて2?は、自動車は右折も左折も禁止する!」


以上です。簡単過ぎてすいません。

橋を渡ってすぐに右左折しようとする車がいるから渋滞が起きるのです。
ならば、その原因要素を取り除き問題解決しようという作戦です。



しかしです。考えてみると、停電で信号機も使えないし、ビルも首都高も崩壊し、交通事故と火災が多数発生して、自動車が通行出来る道路は非常に少ないので、県境の橋で渋滞が起きる可能性は低いのではないでしょうか?

…ので、今回の解決策は首都直下型地震ではお役に立たない!?

…という悲しいお話でした…(T_T)


(20年前の今日、阪神淡路大震災が発生しました…)