日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

震災時の交通渋滞を緩和する方法(後半)

さて、今回は前回の続きなのですが、その前に怖い話を一つ…

前回の橋の手間の大渋滞は、日本人らしく大した混乱も無く時間が解決してくれましたが、もしも、首都直下型が起きた場合はどうなるのでしょうか?

一応、地震発生直後に東京の幹線道路は全て一般車両通行止めになる事になっていますが、本当にそんな事は可能なのでしょうか?


地震が発生するとビルが倒壊するは…火の手はあちこち上がるは…交通事故は多発するは…で、生き埋めや負傷者が多数出る中、我先に逃げようとする車のパニック集団に何人の交通警官が立ち向かう事が出来るのでしょうか?


その制圧に警官が失敗すると、橋の手間はまたしても大渋滞が発生します。


そして、恐怖の瞬間が始まるのです…。

1万台の大渋滞を余震が襲い、脇の古い五階建てのビルが倒壊したのです。

近くにいた多数の車が瓦礫の下敷きになり…辺りはうめき声とガソリン臭に覆わます。

回りにはエンジンのかけっぱなしの車が多数…引火しない訳はありません。数知れないうめき声は爆発音にカキ消され、爆発は爆発を呼び込みます!

…車の大渋滞はあっという間に火の海に変わるのです!

ねっ、怖い話でしょう。大地震の後に車の渋滞に近付くのは危ないよっていうお話でした。



では、そろそろ本題に入りましょう。

疲労困憊で腹ペコの貧乏人がどのように歩くのか?

彼らには頭をあげる体力は残っておりませんから、前を歩く人の足元をボンヤリ見ながら前進します。

ですから、横断歩道に差し掛かると、白い線から横断歩道を認識しますが、実は信号機を見ていません!

慣れない長距離歩行を革靴やハイヒールでするのですから、疲労と空腹に思考は停止し、只々家に帰りたいという帰巣本能だけが脚を動かしています。

こんな人間にあなたは「信号機を見ろ!」と言えますか?…まあ、言ったところで「はぁ〜?」と力ない返事が帰ってくるだけですけどね…。


そんなゾンビの一歩手前の集団もやっとの事で県境の橋を渡り、最初の横断歩道をゾロゾロ横断するって事は、同じくやっとの事で橋を越え「良しっ!この交差点を左折すれば我が家まで30分だ!」と満面の笑みを浮かべるドライバーとゾンビ集団が初めて交差する事を意味します。

しかし、この両者の戦いは一方的にドライバーの負け戦になるのです。

車がどんなにクラクションを鳴らしても、ゾンビ集団は途切れる事無く横断歩道を渡って来るのですから、青信号で左折出来る車はせいぜい3台です。…あれっ、右折車も同じ目にあっています。

…って事は、交差点前の左折レーンと右折レーンはあっという間も無く車であふれかえり、道路の二車線をふさぐ事を意味します。



★お知らせ★
前置きが長過ぎた為、今日のお話はここまで!次回に続く…