日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

原発事故の損害賠償は裁判所でしよう!

「じゃあ、原発どこ造る?」「あーでもない、こーでもない」「けんけんがくがく!」「あっそうだ。会津って、昔お上に楯突いたんですよね。白虎隊という少年兵まで組織して」「おーっ、それは良くない。じゃあ、決まりだね」

……って事があったかどうかは知らないが、今回の原発事故で一番困っているのは福島県民である事に間違いはない。


「おいおい、こりゃ裁判所が忙しくなるぞ」「やだな〜、面倒だなぁ」「大丈夫か、福島地裁は?」「まあ、人数まわせば大丈夫です」「バカ!人数の問題じゃない。一人でも東電や国の都合を考えない奴がいたら大混乱になるぞ!」「そんなのは上でひっくり返せますから大丈夫ですよ」「甘いな!裁判所が国と東電の味方だってバレたら日本の裁判制度は崩壊するんだぞ!」「じゃあ、危ない裁判官は全員移動ですね」「原発事故関連の裁判は東日本各地で起こるぞ」「あはは、そうなると西日本は滅茶苦茶になりますね」「笑い事じゃないぞ。何か方策を考えないと大変だぞ」


「ナイスなアイデアを思い付きました」「本当か?前回のは話にならなかったからな」「あはは、今回は大丈夫です。国に原発事故専門の仲裁センターを作ってもらう方法です」「なんだ、それは」「原発事故の損害賠償を裁判所が全部受理すると数が多すぎてパンクします」「そうだな」「そこで、原発関連は全て一度この仲裁センターで和解の仲裁をする事にするのです」「全部必ず?」「そうです。そして、和解が不調に終わったら、正式に裁判所に訴えを起こせるようにするのです。その上、このセンターには我々の仲間だけを配置しますから問題も起こりません」「それじゃ国民の裁判を受ける権利の侵害にならないのか?」「裁判官が全員過労死したら、そんな権利は喪失しますが…、それをお望みですか?」「うーん」「非常時です。国民も理解してくれます。ご決断を!」「えーい、誰か、他に良い案は無いのか?」「……」


他のマスコミはこのやり方を当然のように伝えていますが、本紙はオカシイと思います。悪いのは東電と国であり、被害者は無過失です。裁判所は積極的に訴えを受理し、最高裁は判決を出すべきです。その結果、東電が潰れ国の借金が増えようと、それは裁判所には関係無い事です。裁判所は現在ある法律に基づき裁判をするのが仕事であります。余計な事を心配すると、国民から三権分立を疑われますよ!せっかく裁判員制度で株を上げたのに…残念です。

だから、被害者の皆さんはこんなどっかの官僚が考えた「東電と国を救う」制度に関係なく裁判を起こすべきです。受理されなかったら、裁判所のその担当者と所長を訴えてやりましょう!

ほらっ、もうすぐ一年経つのに被害者は泣き寝入り状態です。東電の役員は美味しいもの食べているのにね。ほほ〜っ、電気料理の値上げですか?そりゃ、裁判所まで味方ならやりたい放題だわな。