日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

芥川賞の今後

芥川賞が久しぶりに話題になっている様です。

それはそうです。あの石原都知事に40代の若造が盾を突いたのですから、これは事件です!

最近では、若い女性が受賞しない限りたいして話題にもならないのでしたが………

「せ先生!本当にお辞めになるんですか?」
「まぁな。俺も歳だから最近は目が悪くて、くだらん小説読むのも疲れるんだ。」
「…そうですか。先生は一度言い出したらきかない方ですから、承知いたしました。しかし、最後に一つだけお願いしたいのですが……。」
「何だ?新党の話か。」「いえいえ、最近芥川賞作品が売れなくて困っているんです。そこで、先生に今回の受賞作をけなして欲しいんです。」
「えっ!?そんな事したら益々売れなくなって、君の立場が悪くなるぞ。」
「イエ、大丈夫です。秘策があるんです。」
「ほーっ、それは楽しみだ。どんな秘策か?聞く程、俺はヤボじゃない。じゃあ、無茶苦茶言ってやるけど、本当に良いんだね。」
「大丈夫です。先生もきっと満足なさいます。」「あはは、たいした自信だな。じゃあ、楽しみに待ってるよ。」



「先輩、あんな約束して良いんですか?」
「何を言ってるんだ。そもそもこの件は君のアイデアじゃないか。」
「えっ?酔っぱらいの冗談を本気で聞かないで下さい。」
「否、あの酒癖の悪さとひねくれた性格は天下一品だ。作者のキャラクターも作品の一部にしてこそ一人前の編集者だ。それに今回は、あの石原都知事も協力してくれるんだから絶対大丈夫!」
「そうですか?彼、自殺しませんか?大丈夫ですか?」
「あはは、自殺する程繊細なら、もうとっくの昔に死んでるよ。まあ、自殺したら、それはそれで本が売れるんだから、本人も満足だろう。」
「ひえ〜っ、編集者って鬼ですか?」
「違うな。悪魔に魂を売らなきゃ世に出れない作家もいるって事だ。」
「………。」
「それより、この手はまだ使えるから、使えそうな新人いたら教えてね。がははは、ボーナス楽しみだ!」