日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

福島原発の現実?

記者は原発の専門家でありませんので、東電の記者会見を聴いてもよく理解出来ません。

ただ、よーく聴いていると説明している東電側も真実をちゃんと確認出来ていない事が分かります。「多分…だと思います。」とか「…と推測出来ます。」との発言の多さがそれを裏付けています。

センサーはどうなっているのでしょうか?内部の測定器はちゃんと動いているのでしょうか?…はっきりした数字が少なすぎます。発表された数字は大雑把な推定値が多いのでないでしょうか!

しかし、よーく考えてください。この原発は40歳です。現在の我々はセンサーに囲まれて生きていますが、40年前はどうだったでしょうか!?

記者は、原発と宇宙ロケットはその国の最先端技術の結集だと思っていたのですが、福島原発は40年前の最先端技術だったのですから、現在陳腐化していたとしても文句を言えないのです。


数年前国は原発の寿命・破棄基準を40年から50に延長しました。そのお陰で福島原発は生き伸びていたのですが、そして、数日前までは運良く大地震が来なかっただけなのです……。



……これが日本の原発の現実なのです。福島に限った事ではありません。東電に限った事ではないでしょう。


さて、これをどうするのか?運を天に任せていいのか?地震が来ない様に皆で祈るのか?実際、日本の電力の三割は原発に頼っており、原発がなければ電車も動きません。


まあ、原発反対派に言わせれば、こんな事は分かり切った事ではありますが、今回の事件は改めててこの問題を考えるきっかけになった事だけは確かです。