日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

今年の一大ニュース

早いもので、今年ももう1週間もありません…あっという間の一年でした。

…と言う事で、恒例の今年の「一大ニュース」のお時間となりました。


普通に考えると、今年も亜米ちゃんのワガママ放題の一年で亜米ちゃんの受賞だったのですが、残念な事に去年も亜米ちゃんに好き放題されていたので、今年は落選となりました。

来年は亜米ちゃんにギャフンと言わせる出来事がある事を祈るばかりであります。


では、いったいどのニュースが我が「しんがり新聞」の今年の「一大ニュース」だったか?…というと…


じゃがじゃがじゃがじゃが、ばーん!

栄え無き今年の「一大ニュース」は…



とある日本の動物園にサルの赤ちゃんが誕生し、名前を付けてテレビで発表した所、すぐに多数のお怒りの電話がその動物園に殺到!

曰く「イギリス王室新王女の名前をサルごときに付けるとは言語道断。イギリス王室を侮辱するにも程がある!よって、即刻名前を改めよ!」

…だそうでして、こんな激怒の電話を受けた心優しい動物園職員は、まさかサルの名前のせいでこれ程世間から怒られるとは露知らず、思わず涙が頬を伝ったのでした。

これを伝え聞いたテレビは、すぐに動物園に引き返し、涙する職員の反省の弁を撮影したのです。

すると今度は「良い名前じゃないか。イギリス王室が怒る筈はないから大丈夫さ。逆にこんな騒動で名前を変えたら日本の恥になるかも…」との電話が集中!

「えーん、ボクはどうしたらいいんだ…」小心者の飼育員はたいそう困りました。

その時、ステキなアイデアが彼の頭に降って来ました。「そうだ。名前は動物園の仲間に決めてもらおう!」

そうです。この飼育員さんは、全ての動物達とお話が出来る超能力者だったのです。

…てな訳で、サルの赤ちゃんの名前は「シャーロット」にきまりました…とさ。めでたし、めでたし!



えっ!?このニュースのどこが今年一番なのかって?

それは、自己流の狭義の正義を他人に押し付け様とする日本人が最近めっきり増加している事をこのニュースは象徴しているからです。

まあ、この国の総理からしてそうなのですから、一部の低脳な種族が猿まねをしても仕方ありません。

どうせ定年退職後やる事も無く、誰からも相手にされない鬱憤を晴らしたいだけなのでしょうけど…。

イギリス王室の事も何も知らず、短絡的な意見を押し付けたらどうなるかも想像だに出来ず、思い付た怒りを直線的に相手にぶつける衝動を抑える事が出来ないいい大人。

一昔前の若者の特徴を持った中高年が増大した事と大企業等の不祥事の連続に関連性はあるのでしょうか?

そして、このモラルハザードは来年も続くのか?

また、貴方と記者の正義感は本当に正しいものなのか?


多くの疑問を抱えたまま本紙の今年は終わるのでした…。一年間ありがとうございました。良いお年を!