日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

読売編集長と始皇帝

iPS細胞の作り方を発見した日本人科学者がノーベル賞を受賞し、日本中が歓喜に沸く中、あの天下の読売新聞がやってくれました!

なんと別の日本人科学者がiPS細胞を使い人間の病気治療に成功していた!

…と、朝刊一面トップで伝えたのです。大スクープでした。


当然、他のマスコミはやっかみ半分でこの報道の裏をとりに走ります。

すると、関係者の全てがこの臨床実験への関与を否定するじゃありませんか。

後は、皆さんもご存知の通り……読売新聞もすぐに謝罪記事を配信せざるを得ませんでした。



しかし、読売新聞は何故こんな初歩的なミスを犯したのでしょうか?

功名心に煽られた駆け出しの記者がミスをしたとしても、日本のジャーナリスト憧れの的である優秀な読売新聞編集長がチェックして初めて記事は新聞に載るのですから、あり得ないお話なのに…今回は何故かこのチェック機能が働きませんでした。


編集長は風邪をひいており、その薬の副作用で頭がボーっとしていたのか?それとも、酷い二日酔いで…もしかしたら、彼はその激務から薬物に走って…。

まあ、真実は…否、もっともらしい経過報告は読売側からあるでしょうが、もしも、余りに恥ずかしい真実なら、読売のドン・ナベツネ君はそれを許さないでしょう。


そうです。読売新聞は新聞と名乗っていますが、ドン・ナベツネ君の機関紙でもあります。

ですから、天下の編集長と云えどもドンの意向に逆らった記事は配信出来ません。

つまり読売新聞の本当の編集長はドン・ナベツネ君であり、特に朝刊一面トップ記事をナベツネ君がチェックしていない筈はありません。

しかし、この巨人軍と自民党をこよなく愛する怪物も年齢には勝てません。最近は歩く姿も痛々しい程です。


そんな老い先短い権力者の最後の夢は、憲法改正でも核武装でもありません。それは、慎ましくも大胆不敵な己の不老長寿。

「何っ?それは本当か?それで裏はとったのか?」
「はあ〜、本人がiPS細胞関連の学会に論文を発表する事になっており、その為渡米しておりまして…」
「ほおー。論文の発表…で、身元は確かなのか?」
「それは大丈夫です。有名医大卒業後、研究者の道へ進み、現在は東大に席を置いて、iPS細胞関連の研究を国の補助を受けてやっています。」
「うん、素晴らしい!…で、iPS細胞って…老人でも大丈夫なのかな?」
「それはちょっと分かりかねますが…」
「バカ者!…よしっ分かった。一面トップ入れ替えだ。その代わり、その科学者が帰国したら、即刻ここに連れて来い。ワシが直接インタビューする!」


秦の始皇帝は不老不死の薬を求め、なんと同じ人間に二度も大金を騙し取られましたが、読売のドンも同じ心境だったのでしょうか?


老いたる権力者の最後の執念……墓穴の元。否、ボケの前兆?