日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

JAL倒産と赤字路線の行方

今日にも政府は、JALの公的整理を発表するそうです。債務超過が7000億円以上となると倒産も已む無しなのでしょう。しかし、倒産といっても飛行機が飛ばなくなる訳でもなく、営業は続けながら再生を目指すのですから、我々海外旅行にもいけず、日航の株主でもない人間には無縁の世界のお話です。まあ、日航しか運行していない地方空港の方々にとっては死活問題なのでしょうが・・・・・。

まあしかし、この問題は去年の夏から怪しい動きをしていたのですが、特に前原大臣直轄のタクスフォースとか何とかが報告書をまとめたあたりから、雲行きがおかしくなりました。今思うとこの段階で倒産が決まったのでしょう。しかし、民主党政権になって直ぐに日本の空の顔であるJALを潰し、労働組合員を路頭に迷わせるのが忍び難かったので、いろいろと調整した結果がやっとでたということでしょう。半期で1000億円以上赤字を出す会社がそのまま再生するなんてありえませんから当然の結果です。

前原大臣は何度か「公的整理」を口に出していましたから正直な人なんですね。それでも株価が100円前後を保っていたのは奇跡です。100%減資は無いと市場は判断していたのでしょうが、民主党政権を甘く見すぎていたのです。これが自民党政権なら、こうとはならなかったでしょう。



さて、ここからの問題は赤字の国内線をどうするかでありますが、参院選も絡みますので、自民党有力者のいる赤字路線の首長は覚悟をするべきです。まあ、選挙が終るまでは最終的な結論は出さないと思いますが、選挙の結果自民党が勝った所はおしまいです!後は韓国や中国の航空会社に期待するしかありません!!(米国との新しい航空協定はどうなのでしょうか?日本の国内線を運行できるのか、疑問です。)

それも駄目だとするとお先真っ暗なのですが、一つだけ方法があります。そう、沖縄の米軍基地移設に立候補するのです。飛行機が飛ばない飛行場になるよりかは、数十倍いいと思うのですが・・・・。


しかし、退職者の無知(情報不足)に付込んで、時間稼ぎをしたような手法は頂けません。何か彼らを悪者にして、己の優柔不断さを隠すような悪ふざけは二度としないで貰いたいものです!!